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川越 桜の名所めぐり。春まつりと共に楽しむ小江戸のお花見

川越の市街地には、桜の名所がいっぱいあります。3月末~5月初旬にかけて春まつりも開催されるので、お祭りと一緒にお花見も楽しんでみてはいかがでしょうか。

※24年の春まつりについてはコチラ

今回は川越の桜スポットについて、メジャーどころからマイナーどころまで、たくさんの写真と共にご紹介していきます。

24年の開花予想

【4月12日更新】

4月4日に日本気象株式会社が発表した「2024年桜の開花・満開予想(第11回)」によると、東京都内のソメイヨシノは3月29日に開花し、4月4日に満開を迎えました。

毎年、川越市内のソメイヨシノも同時期に開花・満開となります。

  • 喜多院:ソメイヨシノが散り始めました。葉桜になりつつあります。
  • 中院:枝垂桜は葉桜に。
  • 仙波東照宮:もうすぐ葉桜になりそうです。
  • 川越氷川神社の裏:ソメイヨシノが散り始めました。花筏(はないかだ)が見られるかも。
  • 蓮馨寺:ソメイヨシノが葉桜になりつつあります。
  • 精進場橋周辺:ソメイヨシノとからし菜(菜の花)の共演は、まだもう少し楽しめそうです。


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川越桜めぐり名所マップ

マップ上のピンを選択すると桜の写真が表示されます。

往路

川越駅→喜多院→仙波東照宮→中院→光西寺→精進場橋→弁天橋→川越城本丸御殿→三芳野神社→初雁球場→氷川神社と新河岸川の誉桜→田谷堰→道灌橋

復路

道灌橋→蓮馨寺→川越女子高校→川越八幡宮→川越駅

4月には桜祭りも開催 喜多院

川越 桜の名所めぐり。春まつりと共に楽しむ小江戸のお花見

830年(天長7年)に創建された国指定重要文化財「川越大師喜多院」(喜多院)。

江戸城紅葉山から移築された「家光誕生の間」や「春日の局化粧の間」など、貴重な文化財が多く遺されています。

4月には春まつり(桜祭り)、6月には蛍祭り、11月には菊祭りが開かれるなどを開催。

喜多院について

桜開花時期の目安

枝垂桜:3月中旬~下旬
ソメイヨシノ:3月下旬~4月上旬

川越 桜の名所めぐり。春まつりと共に楽しむ小江戸のお花見

「春日局の化粧の間」などがある建物の前。ここの枝垂桜も立派ですが、開花時期がかなり早いのでタイミングを逃さないように注意してください。

御手植桜

家光公の御手植桜。

川越 桜の名所めぐり。春まつりと共に楽しむ小江戸のお花見
別角度から。

川越 桜の名所めぐり。春まつりと共に楽しむ小江戸のお花見

多宝塔と桜。

川越 桜の名所めぐり。春まつりと共に楽しむ小江戸のお花見

枝垂桜と多宝塔。

川越 桜の名所めぐり。春まつりと共に楽しむ小江戸のお花見

境内に集まる花見客たち。恐らくほとんどが地元民です。

昼の12時頃から人が増え始め、16時には満席状態になります。

川越 桜の名所めぐり。春まつりと共に楽しむ小江戸のお花見

住宅地側の桜も見事。

川越 桜の名所めぐり。春まつりと共に楽しむ小江戸のお花見

19時半頃の様子。夜でも花見客は尽きません。

アクセス

意外な桜の穴場!仙波東照宮

川越 桜の名所めぐり。春まつりと共に楽しむ小江戸のお花見

日光・久能山と並ぶ、日本三大東照宮の1つ。

何かと忘れられがちなスポットですが、ここの桜の木はかなり立派です。

川越 桜の名所めぐり。春まつりと共に楽しむ小江戸のお花見

仙波東照宮について

23年12月、仙波東照宮の境内に居心地の良いカフェがオープンしました。テラス席から桜を愛でることができます。

川越・仙波東照宮の境内にCAFE ANDON開店!社務所一体型カフェ

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アクセス

川越で桜の名所といえばココ!中院

川越 桜の名所めぐり。春まつりと共に楽しむ小江戸のお花見

天長7年(830年)、慈覚大師によって創建された天台宗の寺院、中院。

川越で桜めぐりをするなら、この場所は絶対に外せません!

ただし、開花の早い枝垂桜がメインなので、お花見のタイミングに注意してください。

中院について

中院

川越 桜の名所めぐり。春まつりと共に楽しむ小江戸のお花見

庭園の様子。

川越 桜の名所めぐり。春まつりと共に楽しむ小江戸のお花見

薬師堂の前にも立派な桜の木があります。

川越 桜の名所めぐり。春まつりと共に楽しむ小江戸のお花見

第2駐車場前の桜も見事でした。

川越 桜の名所めぐり。春まつりと共に楽しむ小江戸のお花見

夜にはライトアップも実施。

アクセス

あまり知られていない桜スポット 光西寺

川越 桜の名所めぐり。春まつりと共に楽しむ小江戸のお花見

川越藩主、松平周防守(すおうのかみ)の菩提寺。

お寺の中には、松平周防守家に縁のある品々や、700点を超える文書が保管されています。

川越 桜の名所めぐり。春まつりと共に楽しむ小江戸のお花見

境内のどこかにいる蛙さんです。探してみてくださいね!

アクセス

超穴場!地元民には有名なお花見スポット 精進場橋

川越 桜の名所めぐり。春まつりと共に楽しむ小江戸のお花見

知る人ぞ知る、桜と菜の花のコラボスポットです。
※過去の台風の影響により、現在は菜の花の本数がかなり減っています。

次に紹介する弁天橋まで、ゆっくりと歩きながらお花見するのがおすすめです。

ただし、周辺の道路は狭く、車もよく通るので注意してくださいね。

精進場橋

達筆過ぎです。

川越 桜の名所めぐり。春まつりと共に楽しむ小江戸のお花見

ほぼ地元民しかいません。

川越 桜の名所めぐり。春まつりと共に楽しむ小江戸のお花見

こんな光景が川沿いにずっと続いています。

アクセス

橋・桜・菜の花を1枚の写真に 弁天橋

川越 桜の名所めぐり。春まつりと共に楽しむ小江戸のお花見

精進場橋から川に沿って北へ歩いていくと、弁天橋が見えてきます。とても美しい場所ですが、桜並木の向こう側にはホテル街が…。

撮影する角度に注意しましょう!

川越 桜の名所めぐり。春まつりと共に楽しむ小江戸のお花見

アクセス

城へ続く桜並木が美しい 川越城本丸御殿

川越 桜の名所めぐり。春まつりと共に楽しむ小江戸のお花見

長禄元年(1457年)、太田道真・道灌親子が築城した川越城(河越城)。

県指定有形文化財で、日本100名城に選定されています。東日本では唯一現存している本丸御殿です。

川越城本丸御殿について

川越 桜の名所めぐり。春まつりと共に楽しむ小江戸のお花見

中庭にも桜の木があります。

アクセス

親子でのんびりお花見できる 三芳野神社

川越 桜の名所めぐり。春まつりと共に楽しむ小江戸のお花見

川越城七不思議のひとつ、「初雁の杉」がある神社。わらべ歌「とうりゃんせ」発祥の地といわれています。

境内には、お花見をしている人がたくさんいました。

アクセス

川越氷川神社と新河岸川の誉桜(ほまれざくら)

川越 桜の名所めぐり。春まつりと共に楽しむ小江戸のお花見

川越氷川神社の裏にある氷川橋の「誉桜」は、大人気のお花見スポットです。

運がよければ、橋の上で結婚式後の記念撮影をするお嫁さんやお婿さんが見られるかもしれません。

氷川神社について

川越 桜の名所めぐり。春まつりと共に楽しむ小江戸のお花見

橋の上から撮影。車がよく通る道なので、事故に注意しましょう。

水面に桜の花びらが降り積もると、幻想的な光景に。

川越 桜の名所めぐり。春まつりと共に楽しむ小江戸のお花見

桜と舟。

川越 桜の名所めぐり。春まつりと共に楽しむ小江戸のお花見

立派な桜並木がずーっと先まで続いています。ぜひ桜並木の終点まで歩いてみてくださいね。

誉桜と呼ばれる理由

川越 桜の名所めぐり。春まつりと共に楽しむ小江戸のお花見

亀屋栄泉 別館

これらの桜は、第二次世界大戦頃、明治時代に創業した川越の老舗さつまいも菓子店「亀屋栄泉」の当主によって植えられました。

もともとは出征した息子たちの武運を祈り、「戦争に勝ったら桜を植えて祝おう」と考えていたそうです。

ところが、戦況の悪化に伴い、ひそかに育てていた桜の苗木は四散。息子たちも帰らぬ人になってしまいました。

当然ながら当主は意気消沈しましたが、「息子たちだけでなく、戦地で散ったたくさんの兵士たちの慰霊のために桜を植えよう」と一念発起。

河畔に300本の桜の苗木を植え、これを「誉桜」と命名したのです。

下の写真は亀屋栄泉 別館で販売している生どら焼き。

川越 桜の名所めぐり。春まつりと共に楽しむ小江戸のお花見

しっとりやわらかな生地の間に濃厚なクリームが挟まっています。とても美味しいのでおすすめですよ!

亀屋栄泉の店舗情報

誉桜のアクセス

静かに桜を楽しみたい方へ 田谷堰(たやぜき)

川越 桜の名所めぐり。春まつりと共に楽しむ小江戸のお花見

新河岸川(旧赤間川)の水量調整のために造られた堰です。

上で紹介した氷川橋から川沿いに北西へ進むと、この場所に到着します。ここまで来ると観光客はほとんどいません。

アクセス

かつては太田道灌のお屋敷も 道灌橋(どうかんばし)

道灌橋

氷川橋から田谷堰を超え、さらに川に沿って進んでいくと、 道灌橋と呼ばれる橋にたどり着きます。

かつてこの橋の付近には、太田道灌のお屋敷があったそうです。

太田道灌とは?

アクセス

春のお祭りの中心地 蓮馨寺(れんけいじ)

川越 桜の名所めぐり。春まつりと共に楽しむ小江戸のお花見

1594年(天文18年)に創建された浄土宗のお寺、蓮馨寺。毎月8日に縁日が開催されます。

蓮馨寺について

蓮馨寺の縁日

毎月8日は蓮馨寺の縁日「呑龍デー」!フリーマーケットも開催

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川越 桜の名所めぐり。春まつりと共に楽しむ小江戸のお花見

春まつりシーズン中の境内。

川越 桜の名所めぐり。春まつりと共に楽しむ小江戸のお花見

人気の太麺やきそば店「まことや」のそばにも、立派な桜の木があります。

川越 桜の名所めぐり。春まつりと共に楽しむ小江戸のお花見

観光スポットとして有名な蓮馨寺ですが、地元民にとっては憩いの場のひとつです。

アクセス

歴史ある名門校前の桜並木 川越女子高校

川越 桜の名所めぐり。春まつりと共に楽しむ小江戸のお花見

正式名称は「埼玉県立川越女子高等学校」。通称「川女(かわじょ)」。

明治39年(1906年)開校以来、県下屈指の進学校として知られています。

フリーアナウンサーの小宮悦子さんや、陸上長距離選手の吉田香織さんの出身校です。

校門前の桜並木は川女の敷地ではありませんが、清掃は川女生が行っています。

アクセス

クレアモール商店街の裏にある桜の名所 川越八幡宮

川越八幡宮

長元3年(1030年)、源頼信によって建てられた川越八幡宮。

境内の「夫婦銀杏の木」は、良縁・夫婦円満に御利益があるといわれています。

川越八幡宮について

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青春と桜! 初雁球場

川越 桜の名所めぐり。春まつりと共に楽しむ小江戸のお花見

川越城本丸御殿のすぐ横にある球場です。

川越 桜の名所めぐり。春まつりと共に楽しむ小江戸のお花見

川越 桜の名所めぐり。春まつりと共に楽しむ小江戸のお花見

球場の裏側に流れている小川の近くで、綺麗な桜が見られます。

初雁球場

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伊佐沼沿い

川越 桜の名所めぐり。春まつりと共に楽しむ小江戸のお花見

埼玉県内で最大、関東では第2位の面積を誇る大きな沼・伊佐沼(いさぬま)。その沼に沿って、長い桜並木が続いています。

川越 桜の名所めぐり。春まつりと共に楽しむ小江戸のお花見

また、すぐ近くにある伊佐沼公園でも綺麗な桜が見られますよ。

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▼ 露天風呂から伊佐沼の桜並木が見えます!

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水と桜並木の共演!川越水上公園

川越 桜の名所めぐり。春まつりと共に楽しむ小江戸のお花見

ドラマ「ウチの娘は彼氏ができない 」にも登場した川越水上公園。川越市民の憩いの場です。

川越 桜の名所めぐり。春まつりと共に楽しむ小江戸のお花見

敷地内に大きな池とプールがあり、夏場は多くの人で賑わいます。

川越 桜の名所めぐり。春まつりと共に楽しむ小江戸のお花見

公園の西端から見る桜並木も絶景です。

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富築

富築

埼玉県と美味しいもの・可愛いものが大好きなwebライター。川越在住。
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