市街地散策で足が疲れたら、蓮馨寺の境内で一休みするのがおすすめです。
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蓮馨寺(れんけいじ)とは
よく「れんじゃくじ」と間違われますが、「れんけいじ」と読みます。
蓮馨寺は、1594年(天文18年)に創建された浄土宗の寺院です。
呑龍上人(どんりゅうしょうにん)が祀られており、毎月8日に縁日が開かれます。
子育ての神様 呑龍上人
「呑龍上人」はかなり有能な子育ての神様です。
もともと呑龍上人は、徳川家康の宗教上の最高顧問にあたる、観智国師という人の直弟子でした。
彼の有能振りは昔から人並み外れており、水不足に悩む土地があれば威神力で雨を降らせ、飢えに苦しむ農家がいれば子供たちを預かり育て、あらゆる困りごとの相談にのっては、たちまちこれを解決してしまった…といわれています。
さわって なでると すぐなおる。「おびんづる様」
多くの困った人々を救い、数え切れない程の願いを叶えてきた呑龍上人。
現在でも蓮馨寺では、諸願成就の祈願を毎日受付けています。
御堂の正面に鎮座するおびんづる様は、触ったところが治る仏様として有名です。
参拝者がおびんづる様の身体に触ると病気が治り、頭に触ると頭が良くなるのだとか。
おびんづる様を近くで見てみると、みんながいかに頭を触っているのかがよく分かります…。
頭の賢さアップに効果があるのかは謎です。
蓮馨寺は地元民の憩いのスポット
蓮馨寺の境内は真夏でも涼しくて過ごしやすいためか、地元民の憩いの場となっています。
談笑しているおばちゃんたちもいれば、ベンチに横になってゴロゴロしているおじちゃんや、元気に駆け回っているちびっ子たちの姿も。
休日は観光客で賑わっている蓮馨寺ですが、平日の日中帯はのんびりとした時間が流れています。
蓮馨寺の境内がイベント会場になることも
蓮馨寺は境内が広く、障害物も少ないためか、よくイベントが開催されています。
蓮馨寺の定期フリーマーケット 呑龍デー
毎月8日に開催される縁日です。
蓮馨寺の境内でフリーマーケットが催されます。
8時~14時頃までお買い物が可能です。
小規模なフリマですが、着物や骨董品など、意外な掘り出し物が見つかることも。
特に着物や反物の端切れが豊富で、これらを目当てに来るお客さんが多いです。
フリマに興味がある方はこちらもチェック!↓
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毎月8日は蓮馨寺の縁日「呑龍デー」!フリーマーケットも開催
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コーヒーフェスティバル
蓮馨寺の境内に、全国から約20のコーヒーの名店が集う人気イベントです。
本格的なコーヒーだけでなく、コーヒーが苦手な人でも飲みやすいアレンジコーヒーなどもあります。
蓮馨寺の境内は隠れたグルメスポット
境内には、ちょっとした食事やおやつに丁度良いお店が2軒あります。
川越名物太麺焼きそば「まことや」
川越名物太麺焼きそばの有名店です。
本店は蓮馨寺のすぐそばにあります。
川越のB級グルメ・太麺焼きそばとは
太麺のモチモチとした食感、シンプルな具材、満足なボリューム。
それが川越の太麺焼きそばの特徴です。
埼玉のB級グルメ大会にも毎年のようにエントリーされています。
太麺焼きそばが川越市内に定着したルーツは蓮馨寺にあるといわれており、境内の屋台で出した太麺焼きそばが人気を呼び、市内の各所に広まっていったのだそうです。
(諸説あります。駄菓子屋で出されていた子どものおやつが広まったという話も。)
匂いにつられて食べたくなる!まことやの焼きそば
まことやは色々なテレビ番組でも取り上げられている有名店です。
店頭のボードには、その時の写真が貼られています。
並は、通常の焼きそば一皿分よりもちょっと少ないくらいです。
お腹が空いている方や、2人でシェアしたい場合は大の方がおすすめ。
がっつり食べたい方は特大を頼みましょう!
食にうるさい夫が、この焼きそばのためだけに蓮馨寺へ行くことがあるのですが、それだけの価値はある味です。
ヤミツキになります。
こちらはお土産セットです。
自宅でまことやの味を再現できます。
香ばしい焼きだんごがヤミツキに!「松山商店」
大正時代創業の松山商店。
名物は80円の「焼きだんご」で、醤油の香ばしい匂いが食欲をそそります。
しっかり味の焼きだんご。
このほか、「のり巻き」や「いなり寿司」もあります。
売り切れ次第閉店なので、食べたい方はお早めに!
蓮馨寺へのアクセス・地図
- JR・東武東上線「川越駅」東口から東武バス「蓮馨寺前」下車すぐ
- 東武東上線「川越市駅」から徒歩10分
- 西武新宿線「本川越駅」から徒歩5分
蓮馨寺の駐車場
境内に駐車スペースがあります。
よく晴れている日は小さい子どもが走り回っていることもあるので、注意して駐車してください。