毎年3月末~5月初旬にかけて開催される「小江戸川越春まつり」。期間中は土日を中心に、市内各所で様々なイベントが開催されます。
上の写真は、川越を拠点に活動している和太鼓チーム「響」の演技。
目次
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2024年 小江戸川越春まつりの概要
24年の小江戸川越春まつりは、3月24日(日)~4月21日(日)にかけて開催されます。メインイベントの日程は以下の通り。
- 3月24日:オープニングイベント(10時~16時)
- 3月23日:小江戸川越春の舟遊(11時~15時)
【3月24日】オープニングイベントの注目プログラム
オープニングイベントの目玉プログラムは、川越藩火縄銃鉄砲隊の演武と川越鳶組合梯子のりです。
また、12時~13時に大正浪漫夢通りの大栄パーク前で川越地区消防組合消防音楽隊による演奏も行われます。
川越藩火縄銃鉄砲隊の演武が見られる場所・時間
5か所すべてで火縄銃の発砲が行われます。
- 12時20分~:本丸御殿前で出陣式
- 13時00分~:川越まつり会館前
- 13時15分~:埼玉りそな銀行前
- 13時30分~:仲町交差点付近
- 13時40分~:蓮馨寺前
川越鳶組合梯子のりが見られる場所・時間
以下の場所・時間帯に梯子のりの演技が見られます。
- 10時15分〜10時25分:川越まつり会館前
- 10時40分〜10時50分:仲町交差点
【3月23日】小江戸川越春の舟遊
川越氷川神社の裏、新河岸川の河畔から乗舟して約10分間の舟遊を楽しむ大人気イベントです。
24年は事前にチケットを購入する必要があります。※完売しました。
発売開始日時は3月6日15時。セブンイレブンの店内マルチコピー機で購入可能です。申込み1件につき2枚まで。
料金は1人1,000円です。
そのほかの注目イベントまとめ
川越春まつりが始まる3月25日・26日は、特に華やかなイベントが多いです。
イベント | 日時 | 詳細 | 場所 |
川越熊野神社春詣 | 3月17日~5月6日 9時30分~17時 | 特別御朱印やなぎの輪くぐり、開運指南イベントなど | 川越熊野神社 |
川越八幡宮花手水まつり | 3月24日~4月21日 9時~17時 | 川越八幡宮の境内や参道が、華やかな花手水で彩られます。 | 川越八幡宮の境内、参道 |
小江戸川越 江戸の日 | 3月24日 10時~16時 | 川越一番街商店街が江戸時代にタイムスリップ。商店主たちが武士や江戸商人の姿に!ちょっとした時代劇や和楽器演奏なども行われます。 | 川越一番街商店街 |
きもので桜めぐり | 3月31日 10時30分~14時 | 着物姿で市内の花手水や桜の名所などを散策します。 詳細はこちら。 |
川越市内 |
常設展「小特典・中林忠良」・タッチアートコーナー「コレクションを見てみよう」 | 3月27日~6月23日 9時~17時 | 日本における銅版画の第一人者で、2023年に文化功労者となった中村忠良氏の作品を展示。 | 川越市立美術館 |
石田の春まつり | 4月7日 10時~15時 | 源頼光の山車展示や居囃子の競演、石田ささら獅子舞の奉納が行われます。 | 藤宮神社 |
石原のささら獅子舞 本祭 | 4月20日~21日 9時~17時 | 本祭は6年ぶりの開催。石原のささら獅子舞についてはこちら。 | 観音寺など |
三芳野神社の春まつり | 4月21日 10時~16時 | 三芳野神社の社殿の内覧会が行われます。川越まつり囃子演舞や竹とんぼの進呈も。 | 三芳野神社 |
第十一回林崎甚助重信居合道居合道祖追悼催事 居合道演武会 | 4月21日 9時~12時 | 戦国時代~江戸時代前期にかけての剣客・武芸者で、居合の始祖とされる林崎甚助重信公。その流れを汲む各流派による演武が見られます。 | 蓮馨寺 |
川越銭洗弁財天ご縁日 | 4月21日 11時~15時 | 参列者には順番カードと交換に御福銭が授与されます。 | 川越熊野神社 |
【2024年限定!】小江戸川越春まつりの一押しイベント
24年の小江戸川越春まつりで開催される一押しイベントをご紹介します。
蓮馨寺境内に出店「買って応援!能登半島ブース」
川越中央商店振興会主催で、石川県七尾市にある古民家のらりが「買って応援!能登半島ブース」を蓮馨寺境内に出店します。日時は24年3月24日11時~16時(小江戸川越春まつり初日)です。
古民家のらりは築158年(明治元年)の古民家。埼玉県川越市出身の岡田さんはこの建物を一棟貸しのゲストハウスとして再生させるべく、23年9月にリノベーションを開始しました。
ところが、24年元旦に能登半島地震が発生。建物は倒壊こそしなかったものの、大きなダメージを負ってしまったそうです。被害状況は以下の動画で確認できます。
岡田さんたちは24年2月1日にクラウドファンディングを開始しました。また、地元である川越でも支援を募る活動を実施。その過程で、川越中央商店振興会との繋がりが生まれたのだそうです。
川越市高階地区で生まれ育ったという岡田さん。石川県へ引越した後に気が付いたそうですが、なんと古民家のらりがある場所も七尾市の高階地区というエリアでした。さらに、川越市高階地区と七尾市高階地区は、かつては姉妹都市として交流があったのだそう。
岡田さんは今回の活動が両地域の交流を再び活性化させるきっかけにもなれば、と考えているそうです。
クラウドファンディングのページはこちら。24年3月31日まで(予定)。
商品ラインナップ
- 能登の地酒 池月(1合1,100円、半合600円)
- イワシ丸干しの炭火焼き(500円)
- 中島菜の醤油漬け(1パック600円)
- 能登の塩クッキー(1パック400円)
- 和ろうそく(1ケース500円〜)
- 古民家のらりオリジナルTシャツ(6枚限定、5,000円)
小江戸川越「江戸の日」は椿の蔵がお得!
「江戸の日」は川越一番街商店街で開催される春の恒例行事です。商店街の人々が江戸時代風の仮装でお客さんを出迎えてくれます。
この日は川越一番街商店街が歩行者天国に。路上で時代劇や結髪実演、青物売り、邦楽演奏などが行われます。
歴史ある街並みも相まって、気分はまるで江戸時代にタイムスリップしたかのよう。
今年の開催日は小江戸川越春まつりの初日、24年3月24日10時~16時です。
なお、そんな川越一番街商店街にある椿の蔵では、江戸の日限定で様々なサービスを実施します。
- 店頭:着物姿でお店へ行くか、江戸弁で注文すると100円引き。
- 店内:着物姿でお店へ行くと、会計から10%OFF。
また、店頭では川越の地酒である鏡山に金粉を入れた「祭り酒」や、「狭山茶コーラ」を使った「発泡茶」を販売。
さらに、江戸の日限定メニューではありませんが、2024年春限定の「さくら餅の自家製たい焼き」も要チェックです!モチモチのわらび餅が入っています。
たい焼きは椿の蔵の奥、足湯喫茶TSUBAKIYAで販売されます。足湯を利用しない場合、テイクアウトも可能です。
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足湯喫茶 椿やで小休憩。川越 椿の蔵でカフェメニューを満喫
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川越の春まつりは、とにかく盛大!
毎年3月末~5月初旬(GW最終日辺り)の約1か月にわたり、川越市内のいたる所で民謡流しなど様々なイベントが催される「小江戸川越春まつり」。
新型コロナウイルス流行の影響で、ここ数年はイレギュラーなスケジュールになっていますが、例年通りであれば以下のような日程で進行します。
- 3月末頃にオープニングイベントを開催
- 5月3日~5月5日にフィナーレイベントを実施
- 大人気の「小江戸春の舟遊」は3月末頃に1日のみ開催
開会式典前から浮足立つ人々
今回は、2018年度のオープニングイベントの様子をお伝えします。
既に大賑わいの蓮馨寺
開会式典が始まる1時間ほど前の様子。春まつりの中心地となる蓮馨寺(れんけいじ)には、既にたくさんの人が集まっていました。
境内に吊り下がっていた無数の提灯。協賛企業や団体の名前が書かれています。
見ごたえ満点!魅力的なイベントがいっぱい
メインストリートは歩行者天国に。
普段は交通量の多いメインストリートですが、オープニングイベント中は歩行者天国になります。
手作り市「どん・どん・呑マルシェ」。いかにもお酒が飲めそうなネーミングですが、残念ながらそんなことはありません。
ハンドメイドグッズの販売や、昭和の遊び体験ができます。小学生に大人気でした。
星野高校吹奏楽マーチングバンド部によるマーチングバンド
100人を超える部員数を誇る、川越市の星野学園マーチングバンド部によるパレード。
第41回全国高等学校総合文化祭「みやぎ総文」で講評者特別賞を受賞するなど、様々な大会で成績を残しています。
実際のパレードの様子
パレードの最後尾についていく人々。私もそうなのですが、なぜこのような時、人はパレードについて行ってしまうのでしょうか…。
川越鳶組合によるはしご乗り
まつりエリア内の様々な場所で、川越鳶組合がはしご乗りを披露していました。
写真は蓮馨寺へ移動しているところです。マーチングバンドの直後だったこともあり、まつり客たちも「えー、今度は何するの?」とワクワクしている様子。
蓮馨寺の境内ではしごをセット。
鳶口(カギの付いた道具)ではしごをしっかりと支えます。
スイスイとはしごを上っていく職人。
まるでウォーミングアップかのように技を披露してくれましたが、この時点で観客は目が点です。
外国の方が、「!?」という顔になっていた技。
最後は3人で技を決めてくれました!みなさん腹筋が凄そうですね。
技の解説などはこちら。
小江戸の町人が江戸の町人姿に!「小江戸川越江戸の日」
この日は、商店街で働く人々が江戸の町民姿に。
荷車で野菜を売っていたり、日本髪結いの実演をしていたりと、まるで時代劇のような光景が広がっていました。
休憩処も江戸の茶屋風。商店街で買ったものは、ここで自由に食べられます。
実際にミニ時代劇も行われていました。
人相書きという名の町人紹介。本人の顔は隠れているものの、似顔絵が本当にそっくりなので、あまり意味はないかもしれません。
町人たちが勢ぞろいで記念撮影
3月31日、一番街商店街「小江戸川越 江戸の日」が盛大に行われました。ご来場ありがとうございました。
商店街の商人をはじめ、各関係者含め総勢100人ほどが江戸姿で川越を楽しんでもらえるようおもてなしをさせて頂きました。
この写真は、江戸の日が終了する時に撮ったもの。 pic.twitter.com/Nwl7W8WHbD— 川越一番街商店街 (@ZnN8baKT96zRCYM) April 1, 2018
塗り絵こいのぼりの制作・掲揚「およげ鯉のぼくん」
毎年恒例、大正浪漫夢通りで行われる鯉のぼり制作イベント。鯉のぼりに色を塗ったり、夢を書き込んだりできます。
制作した鯉のぼりは、上の写真のようにきれいに飾ってもらえるので、とても良い思い出作りになりますよ!
2018年は、開始50分で鯉のぼりのストックがなくなるくらい大盛況だったようです。
制作の様子。子どもが中心ですが、大人も一緒に楽しめます。
できたてホヤホヤの鯉のぼりたち。
この鯉のぼりは5月中旬まで飾られています。
川越藩火縄銃鉄砲隊の演武
川越藩火縄銃鉄砲隊保存会による、火縄銃の立ち放しの実演。甲冑姿の人々が街を練り歩きながら、火縄銃を放ちます。
まさに時代劇さながらの光景。
めったに見られないイベントなので、沿道に大勢の人が押し寄せました。
ただし安全のため、道路の白線からはみ出すのは絶対にNG。写真を撮ろうと鉄砲隊の正面に躍り出る人もいましたが、隊長に本気で怒られていました。
空砲とはいえ危ないですからね、これは仕方がないです。
2009年の春まつりでの演武
この動画でも隊長は怒っていらっしゃいました。とはいえ、「川越藩の鉄砲隊」というイメージを崩さない怒り方は素晴らしいと思います。
川越氷川神社では舟遊も楽しめる
18年度の舟遊
桜が舞い散る中、舟から桜見物を楽しめる「春の舟遊」。毎年、川越春まつりのオープニングイベント開催日の翌日に、川越氷川神社の裏手で行われます。
天候や桜の開花時期に恵まれた18年度は、約700人が舟遊を満喫しました。
5月上旬まではイベントラッシュ
春まつり期間中は、川越市内の各所で様々な催し物が行われます。特に土日はイベントラッシュ。
川越市のHPや、駅構内で配布しているパンフレットでイベント一覧を確認できるので、川越観光の前にチェックしておくことをおすすめします。
また、同時期に、桜の名所・中院では和風カフェをオープンしています。1年のうち数日間しか開いていないカフェなので、見逃したらもったいないですよ!
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春限定!中院SaKuRaCafe(サクラカフェ)で茶道に触れる