今や全国的に有名な観光地となった埼玉県川越市。テレビなどで川越特集を見ていると、行ってみたくてウズウズしてしまいますよね。とはいえ、小さい子ども連れでの観光は、何かと大変なものです。
そこで地元民の筆者が、子連れでも有意義な観光ができるよう、おすすめのスポットをご案内いたします!
また、実際に観光した方の感想も掲載いたしました。
本記事の方向性と注意事項
- 記事中で取り上げる各スポットについて、本記事では「子連れでも100%大丈夫」とは保証いたしかねます。予めご了承ください。
- お子さんの性格や発育状況は個々でバラバラかと思いますので、本記事では「○歳なら大丈夫」という書き方はいたしません。
- その代わりに、そのスポットの設備や雰囲気についてできる限り細かく記載いたします。本当にお子さんを連れて行っても大丈夫かどうかは、各自でご判断ください。
目次
川越といえば蔵造りの町!魅力的な雰囲気だけど子連れだと…
突然ですが、お子さん連れでの蔵造りの町散策はあまりおすすめできません。
その理由は、下の画像を見ていただければ分かりやすいかと思います。
蔵の町は、歩道と車道の間にガードレールがない上に、平日は車の往来が激しく、休日は大量の観光客が押し寄せる場所です。
中には歩道ギリギリの場所を走行する車も…。
このような状況なので、蔵造りの町では、お子さん連れの親御さんが苦労されている光景をよく目にします。
大人でも車に細心の注意を払って歩かなければいけない通りなので、小さいお子さん連れで行く場合は、かなりの配慮が必要です。
実際に私も、ヒヤッとする場面を何度か目撃しています。
土日の蔵造りのメイン通りは、交通量が多いです。また観光客も多く、さらにガードレールのない歩道を歩くことになるため、車との距離が近い。
小さな子どもと一緒に歩く際は注意した方が良いでしょう。
蔵造りの町はココ
青い○のある通りが蔵造りの町です。
子連れで歩くなら裏道を活用しよう!
「蔵造りの町並みはちょっとだけ見られれば良い」という場合は、メインストリートである蔵造りの町の裏通りを歩くのがおすすめです。
路地を1本入るだけで、この通りガラッと雰囲気が変わります。
車もめったに通りません。
しかも、表通りよりもこちらの方が、親子向けの施設が充実しているのです!
裏通りはココ
青い○のある道が裏通りです。
「山崎美術館」や「時の鐘」の左側に伸びている太めの道が、メインストリートの蔵造りの町となります。
「せっかく川越に来たのに裏道を歩くのって何だか味気ない…」という方もいらっしゃるでしょう。
しかし、地図に表示されている通り、裏道沿いにはメインストリート直通の脇道がたくさん伸びているので、好きなタイミングでメインストリートに戻ることができます。
裏道とメインストリートを上手く使い分けて、安全に川越観光を楽しんでください!
注意!
メインストリートから裏道へと続く上のルートは、歩道が狭いので注意して歩いてください。
車がびゅんびゅんと通る場所ではありませんが、怖い場合は下の地図の路地から裏道に入るのがおすすめです。
裏道沿いにある、子連れでの観光におすすめのスポット
親も子も一緒に楽しめる施設をご紹介します。
松本醤油商店で醤油造りを見学
明和元年(1764年 江戸時代)創業、川越を代表する歴史ある醤油蔵です。
平日は1日1回、土日祝は3回、蔵内の見学ツアーを実施しています。料金は無料。
↓ 実際に見学してきました。
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はつかり胡麻ドレッシングが大人気!松本醤油商店の蔵を見学
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glass Art Blue moonでオリジナルガラス作りに挑戦
松本醤油商店のお隣にはガラスアーティスト吉野正也さんの工房があります。
こちらではガラス工房体験が可能です。
作れるものは、グラス・花瓶・うつわ・片口。所要時間は30分程度となります。
子どもに大人気!お菓子横丁の「菓子屋横丁」にも直結
「何もないのでは?」と思われがちな裏通りですが、あの人気観光スポット「菓子屋横丁」への入り口はこの通り沿いにあります。
入り口は少し分かりづらいので要注意。
この茶色い説明板のある路地が入り口となります。
川越の定番土産、長~い麩菓子。
他のお店でも買うことはできますが、やはり菓子屋横丁で買っていく方が多いようです。
子供たちが喜んでくれる懐かしいような場所で、当時妊婦だったわたしも楽しく過ごすことができました。
菓子屋横丁は車の通りを制限しているでしょうか?子供たちを安心してお買い物させることができました。
どこのお店の方も、子どもに優しく話してくださりました。
↓ 菓子屋横丁へのアクセス・おすすめのお店などはこちら
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子連れでもゆっくり参拝できる川越の神社・お寺
川越観光といえば神社・お寺巡りです。
ここでは親子で訪れても楽しめるスポットをご紹介します。
川越熊野神社
大正浪漫夢通りの入り口付近にある神社、川越熊野神社。
開運・縁結びにご利益のある神社です。
足踏み健康ロード
テレビや雑誌などでもよく取り上げられる足踏み健康ロード。
写真のように、靴を脱いで石の上を歩きます。
普段から健康的な生活を送っている人はあまり痛がらないのですが、運動不足気味の人ほど、ここで悲痛な叫び声を上げるのです…。
親子で挑戦すれば、きっと盛り上がりますよ!
運試し輪投げ
恋愛運・仕事学業運・健康運・金運・心願成就運を試せる輪投げ。
「輪置き場」から輪を3つだけ取り出し、試したい運気に向けて投げましょう。
ルールが単純なこともあり、ここも子どもに人気のスポットです。
↓ 熊野神社をもっと楽しむ方法はこちら!
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蓮馨寺
1594年(天文18年)に創建された浄土宗のお寺、蓮馨寺。
毎月8日には縁日が開かれています。
大正時代創業の松山商店。
80円の「焼きだんご」が名物です。
とても美味しいので、境内でお子さんと一緒に食べてみてくださいね。
↓ 蓮馨寺のより詳しい情報はこちら
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諸願成就 おびんずる様の蓮馨寺 境内には焼きそば・だんごの売店も
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喜多院
830年(天長7年)に創建された、国指定重要文化財「川越大師喜多院」。
テレビや雑誌でも、すっかりお馴染みのお寺となりました。
境内には、江戸城紅葉山から移築された「家光誕生の間」や「春日の局化粧の間」など、貴重な文化財がたくさんあるのですが、ちびっ子たちにとってはちょっと退屈なものかもしれません。
しかし、喜多院の境内は地元民の憩いと交流の場でもあるので、子どもたちとのんびり過ごすことができますよ。
広々とした境内。
さすがに公園のような使い方はできませんが、ゆっくりとお散歩するには丁度良い場所です。
ベンチや東屋もあります。
ここでお弁当を広げて食べている人も。
※東屋の近くに喫煙所があります。
五百羅漢
喜多院の人気スポットのひとつ、五百羅漢。
名前の通り、500体以上の羅漢様が並んでいる場所です。
五百羅漢は、1体1体表情やしぐさが異なります。
このうち1体は自分に似ているものがあるとか…。
お子さんと一緒に探してみてください!
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川越氷川神社
1500年前、欽明天皇の時代に創建されました。
結婚と家庭円満の姿をした2組の夫婦神様が祀られていることから、縁結びの神社として知られています。
川越氷川神社といえば、7月初旬~8月末に行われる「縁結び風鈴」が有名です。
ただ、この時期はびっくりするくらい境内が混雑するので、子連れでゆっくりと見てまわるのは難しいかもしれません。
(午前中は比較的空いています)
また、子連れで訪れるなら、6月の風車シーズンもおすすめです。
かざぐるまが風に吹かれてクルクル回る様子は、つい大人でも見入ってしまうもの。
縁結び風鈴の飾り付けが始まる直前(6月末~7月初旬)には、かざぐるまの配布も行われます。
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