<記事全体の目次>
- 川越初体験の人におすすめのコース
- ちょっと知的なコース(神社・寺が中心)を歩きたい場合【このページ】
- 車で観光する場合
- 徒歩・車 共通でチェックしておきたいこと
運営者一押しのランチ店リストはこちら >>
ちょっと知的な散策を楽しみたい人におすすめのコース
10時~11時頃に川越駅で待ち合わせをして、バスで喜多院まで行くルートです。
川越駅 → 喜多院 → 仙波東照宮 → 中院 → 川越城本丸御殿 → 川越市立美術館&博物館 → 道灌 → 川越氷川神社
というコースです。
喜多院までは歩いていくこともできますが、道に迷っている方もたくさん見かけるので、地図に自信がない方はバスに乗ることをおすすめします。
【待ち合わせ】JR・東武東上線「川越駅」→バスで喜多院へ
喜多院の最寄りのバス停は、小江戸巡回バス(西武バス)の「喜多院」か、小江戸名所めぐりバス(東武バス)の「喜多院前」です。
小江戸巡回バス(西武バス)に乗る場合:停車駅は「喜多院」
バスは西口側から出ます。
「東口と西口の違いが分からない!」という方が多いのですが、西口にはアトレがありません。
よく確認してから、バス乗り場へ向かってください。
↓ デートでミスしたくない方はこちらを熟読!
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川越観光は小江戸巡回バスで格安に!乗り方・料金・ルートをマスター
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小江戸名所めぐりバス(東武バス)に乗る場合:停車駅は「喜多院前」
バスは東口から出ます。
東口はアトレのある方です。
時刻表はこちら。
【お昼ごはん】古民家で味わう絶品ランチ
バス停に着いたら、少し早いですがお昼ごはんを食べましょう!
どちらも人気店なので、早く行かないと席を取られてしまいます。
てんぬま
外観は高級そうですが、意外とリーズナブルなお店です。
驚愕の1,000円ランチ。
私も喜多院周辺でランチする時や、ここぞという時には必ず「てんぬま」を利用しています。
店舗情報
食事処栄
大正13年築の古民家を利用したお食事処。
和食専門に見えますが、意外にも洋食がメインのお店です。
和風ランチもあります。
「洋風ランチ」がおすすめですが、できれば「帆立貝のコキール」や牛タンシチューも味わってみて欲しいところ。
店内には様々なタレントさんのサインが飾られています。
店舗情報
見どころいっぱい!喜多院
喜多院は、830年(天長7年)に建てられた天台宗のお寺です。
慶長4年(1599年)には、徳川家から厚く尊崇されていた天海僧正が住職として入寺。
そのため、喜多院の境内では徳川家にまつわる遺構の数々を目にすることができます。
徳川家光誕生の間・春日局化粧の間
本堂のすぐ隣には、徳川家光の命により移築された、江戸城紅葉山御殿の一部(客殿・書院・庫裡)があります。
建物内は歴史資料館のようになっており、自由に見て歩くことが可能です。
メインは、客殿にある「徳川家光誕生の間」と書院の「春日局化粧の間」。
いずれも国の重要文化財に指定されているので必見です。
桜の季節には、中庭で「家光公の御手植桜」を見ることもできます。
五百羅漢
日本三大羅漢の1つ、喜多院の五百羅漢。
天明2年(1782年)〜文政8年(1825年)にかけてつくられた石仏が538体鎮座しています。
石仏の顔や表情、ポーズが、1つ1つ全て異なるのが特徴です。
十二支にまつわるものもあるので、何人かで協力して探してみるのも楽しいかもしれません。
写真は十二支の「兎」を撫でている羅漢様です。
このように動物を抱えている石仏が12体います。
季節ごとのイベント・風景を楽しむ
喜多院では季節ごとに様々なイベントを開催しています。
また、四季折々で美しい風景が見られることでも有名なお寺なので、ぜひタイミングを調整して足を運んでみてください。
川越菊まつりの様子
迫力満点!喜多院小江戸川越菊まつり 400以上の作品が並ぶ菊花展
喜多院が最も賑わう日。だるま市
【喜多院 だるま市】初大師の境内はカラフルなだるまでいっぱい
福豆をゲット!節分会
豪華賞品が当たるかも!?喜多院&成田山川越別院の節分会
川越の東照宮 仙波東照宮
日光・久能山と並ぶ、日本三大東照宮の1つ「仙波東照宮」。
…なのですが、知名度はいまひとつです。
喜多院の境内からアクセスするのが近道ですが、一度山門から外に出て歩いて行くこともできます。
アクセス
川越に東照宮がある理由
徳川家康の没後、その遺骸を久能山から日光に移送する際、一行は喜多院に4日間留まり、家康の供養を行いました。
法要は、家康と懇意にしていた天海僧正によって営まれたといわれています。
このことから、川越に仙波東照宮が建てられました。
↓仙波東照宮についてより詳しく知りたい方はこちらへ。
川越・仙波東照宮とは?日本三大東照宮、日光・久能山との関係は?
桜や紅葉の名所 中院
仙波東照宮から一本道、徒歩3分ほどで着きます。
桜や紅葉の名所として知られる中院は、天台宗のお寺です。
文豪・島崎藤村のゆかりの地でもあり、敷地内には彼の義母・加藤みきの墓が建てられています。
↓中院と島崎藤村の関係についてはこちら。
島崎藤村 茶道の師、“不染”。中院に籠められた想い
中院は、日本茶との関わりが深いお寺です。
境内の茶室では定期的に茶会が開かれています。
アクセス
バスに乗って川越城本丸御殿へ
川越城本丸御殿までは徒歩で15分ほどですが、多くの人が道に迷っているので、バスで行くことをおすすめします。
中院の前にあるバス停から、「イーグルバス・小江戸巡回バス(喜多院先回りコース)」に乗って、「博物館・美術館前」で下車してください。
川越城本丸御殿
長禄元年(1457年)に、太田道真・道灌親子が築城したとされる川越城(河越城)。
最盛期には総建坪が1025坪ありましたが、廃藩置県により解体され、現在は玄関+36畳の大広間+役人の詰所だけが残っています。
日本100名城の1つで、東日本では唯一現存している本丸御殿です。
↓実際に見学してきました。
関東七名城のひとつ、川越城本丸御殿。東日本唯一の本丸御殿遺構探索
バス停からのアクセス方法
川越市立美術館&博物館も必見
川越城二の丸跡に建てられた市立の美術館・博物館です。
川越市の歴史や、川越市にゆかりのある作家の作品を見ることができます。
時期によっては神社の社宝や面白いワークショップに参加できることも。
博物館のエントランスにある「霧吹きの井戸」にはちょっとした謂れがあります。
近くの札にも説明が書いてありますが、詳細は↓の記事をどうぞ。
霧吹きの井戸の謂れとは?
あの石碑にこんな意味が…?川越城七不思議めぐり
アクセス
【喫茶】老舗和菓子店 道灌で小休憩
「道灌」は大正10年創業の老舗和菓子店です。
川越市立美術館から徒歩1分のところにあります。
おすすめは、「道灌まんじゅう」と芋羊羹のような「丁稚芋」、「芋クリームどら焼き」。
店内・店外のイートインスペースで買ったものを食べることができます。
店舗情報
川越氷川神社へ徒歩で向かいます
川越の人気観光スポット、川越氷川神社までは徒歩4分でアクセスできます。
一本道なので、まず迷うことはないはずです。