喜多院の境内が様々な色の菊で彩られる「小江戸 川越菊まつり」。毎年多くの来場者で賑わう秋の人気イベントです。女性客より男性客の方が多い日も。
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小江戸 川越菊まつり(菊花展)とは
毎年11月に喜多院の境内で開催している秋の伝統行事「川越菊まつり(菊花展)」。境内の特設会場内に400点を超す作品が展示される菊の祭典です。
もともとは喜多院の奉納菊展として、昭和58年(1983年)にスタートしました。
特設会場には誰でも無料で入場できます。
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2024年 川越菊まつりの日程
- 日付:11月1日~11月23日
- 時間:9時~16時
※11月1日(初日)、2日は12時~16時。11月23日(最終日)は9時~15時。
素敵な作品がいっぱい!小江戸川越菊まつり
※写真は2016年に撮影したものです。
特設会場はかなり大きくて目立ちます。迷うことはまずないでしょう。
この日はあいにくの天気でしたが、予想以上にたくさんの人で賑わっていました。
出入口付近では菊の鉢植えも販売しています。一株500円でした。
スタスタと歩けば5分くらいで1周できますが、じっくりと見て回ると30分以上かかります。
福助作りと3本仕立て(3輪盆栽)のコーナー。小さな作品から大きな作品まで、見どころ満載です。
霞ヶ関中学校の生徒たちによる作品も。毎週1回、水曜日の授業時に川越菊花会の方に指導を受けながら制作したそうです。
「菊」のイメージを覆す作品も
菊といえば「丸くて黄色い花」というイメージがありますが、この会場では
ダリアのようなオレンジ色の菊もあれば、
曼珠沙華のような花火状の菊もありました。
菊展の会場で出会わなければ、これが菊だと認識することはなかったでしょう。
クリスマスツリー仕立ての菊もありました。
大きな作品は迫力も満点!
大河ドラマ「真田丸」にかけて作られたという真田城。このスペースだけ異彩を放っていました。
「千輪仕立て」という手法で作られた作品。1年がかりで枝数を増やし、全体の形を半球型に整えた上で、全体の開花を同時期に揃える必要があるとのことです。上の作品は、小江戸川越観光協会賞を受賞していました。
こちらは「懸崖作り」と呼ばれるもの。その名の通り、断崖絶壁に育つ植物がモチーフとなっています。
- 隙間なく花を咲かせること
- 全体的に凹凸がないこと
など、懸崖作りには満たさなくてはいけない条件がいくつもあるそうです。
埼玉県議会議長賞を受賞していた懸崖作り(静岡型)の作品。見どころは流れるような曲線美とのこと。
会場の真ん中には写真撮影スポットもあります。この年は顔はめタイプでした。家族連れやカップルに大人気。
会場外のお花屋さんでお買い物
菊花展の隣に出店していた花屋さん。
菊の苗やスズラン、シャクナゲ、小さなミカンの木などを販売していました。
この日は七五三だったこともあり、花をバッグに撮影する親子が多かったです。
毎年恒例の小江戸川越菊まつり。紅葉の季節とも重なるので、菊鑑賞と同時に境内のもみじ狩りも楽しんでみてはいかがでしょうか。
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喜多院へのアクセス
- JR・東武東上線「川越駅」から徒歩約20分
- 西武新宿線「本川越駅」から徒歩約15分
- 川越駅・本川越駅からイーグルバス「小江戸巡回バス(喜多院先回)」乗車、「喜多院」下車、徒歩すぐ
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