川越東武ホテルに宿泊｜素敵なレストランで上質な朝食を！

20年6月29日にリニューアルオープンした川越東武ホテル。「小江戸PRIDE」をコンセプトに、館内の随所に小江戸川越らしさを散りばめたとても小粋なホテルです。

ホテルの下にある商業施設U_PLACE（ユープレイス）内の飲食店も魅力的なお店ばかり。

朝食はU_PLACEの2階にあるグリルレストランでバイキングを楽しめます。料理には埼玉県産・川越市産の食材が豊富に使われているので、食べないと損ですよ！

そんなできたてホヤホヤ、魅力たっぷりのオシャレな川越東武ホテルの館内の様子をお伝えします。

川越駅に直結！移転後の川越東武ホテル

20年3月31日、川越駅東口にあった川越東武ホテルが営業を終了し、6月29日に場所を変えリニューアルオープンしました。

移転先は6月8日に開店した川越駅西口の商業施設U_PLACE（ユープレイス）の7階～11階。

川越駅に直結する、利便性と快適性を併せ持った「宿泊主体型ホテル」として生まれ変わりました。

館内は小江戸川越らしいシックなデザイン

川越東武ホテルのデザインコンセプトは「小江戸PRIDE」。小江戸川越の観光スポット「蔵造りの街並み」をモチーフに、黒漆喰の建物や石畳をデザインに取り入れています。

客室カラーは、山吹（やまぶき）・上紺（じょうこん）・藍墨茶（あいすみちゃ）の3種類。ルームタイプは、ダブル・コンフォートダブル・ツイン・ユニバーサルダブル・コーナートリプルの5種類です。

客室は全室禁煙。喫煙ブースが7階に設けられています。

待ち合わせなどに使えるロビーもシックで上品。

ルームタイプの違い

ルーム・ベッドタイプ	人数	特徴
ダブル	1～2人	ユニットバス
コンフォートダブル		バス・トイレ・洗面所が独立
ツイン
ユニバーサルダブル		ユニットバス。 車椅子ユーザーが快適に過ごせるように、部屋・風呂の扉ともに十分な幅を確保。
コーナートリプル	1人～3人	バス・トイレ・洗面所が独立

ユニットバスが嫌・苦手な方には、コンフォートダブルとツイン、コーナートリプルがおすすめ。

とにかく安く泊まりたい場合は、人数の問題がない限りダブル一択です。

夕食はU_PLACEのレストランで

川越東武ホテルの宿泊プランには、食事が付いていない「素泊まり」プランもたくさんあります。

でも安心してください。U_PLACEには魅力的なお店がたくさんあるので、食べる場所には困りませんよ！

上の写真はU_PLACEの1階にある「COEDO BREWERY THE RESTAURANT（コエドブルワリー・ザ・レストラン）」。川越生まれのクラフトビールブランド「COEDO」が運営している醸造所併設のレストランです。

その他のテナント情報はこちらの記事を参考にしてください。

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朝食は地元の食材をバイキングで楽しめる

※新型コロナウイルス感染防止のため、入店時の体温測定・手指の消毒、マスク・使い捨て手袋の着用が必須になっています。

朝食会場は、U_PLACEの2階にあるレストラン「川越薪火料理 in the park」です。埼玉県産・川越市産の食材を使った絶品料理を味わえます。

川越東武ホテルでは朝食なしの宿泊プランも提供していますが、川越観光を楽しむなら、朝食付きプランの方がおすすめですよ！

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川越東武ホテルで過ごす充実した一夜

実際に川越東武ホテルに宿泊してきました。ホテル利用時の参考になれば幸いです。

受付は半無人スタイル

ホテルに入ると、すぐにスタッフの方が声をかけてくれました。

カウンターで宿泊者情報を照合した後、受付用の機械へ。名前や住所、電話番号を確認し、画面上に署名をしたら受付完了です。

受付後にカードキーを手渡されます。館内の移動には、このカードキーが必須です。

7階（フロント）のエレベーターに乗っても、カードキーをカードリーダーにかざさない限り動き出しません。宿泊者だけが客室のある8～11階へ行けるシステムになっています。

ツインルームでのびのび1泊

意外と知られていませんが、一般的にツインルームは1人でも宿泊することができます。1人向けの客室より料金は高くなりますが、部屋が広いのでのびのびと過ごしたい方にはおすすめですよ。

川越東武ホテルでは、全客室に英国王室御用達のスランバーランド製ベッドを導入しています。マットは比較的固め。とても寝心地が良かったです。

寝巻はワンピースタイプでした。

丸テーブルとイス。ちょっと窮屈な印象ですが、配置は自由に変えられます。

最終的に、この配置に落ち着きました。

壁には大きなテレビがかかっています。地上波やYouTube、Netflix（別途アカウントが必要）の視聴ができるほか、スマホ等のデバイスとのキャストも可能です。

大きな鏡とピカピカな洗面台。写真中央のボトルはハンド＆フェイス用ソープです。

洗面台の下には冷蔵庫とアメニティ、バスタオルが収納されていました。

宿泊人数は1人ですが、ツインなので何もかもが2セットずつ揃っています。タオルを2枚使えるのは地味ながら助かりますよね。

やたら長方形のトイレ。思い切り足を伸ばせます。ウォシュレットに対応。

清潔感あるお風呂は、適度な広さで快適でした。湯舟のお湯もすぐ溜まります。

川越東武ホテルのこだわりが詰まっているバスアメニティにも注目。天然のエッセンシャルオイルを配合した肌にやさしい「プロバンシア」シリーズを採用しているそうです。

玄関脇の窪みスペースにあるハンガーラック。クローゼットではないので、扉は付いていません。

室内には、東武ホテルのオリジナルミネラルウォーターとマグカップ、ティーパックが用意されています。

その下には電気ケトルと金庫が収納されていました。

各ベッドサイドには、USBポートとコンセントが。スマホなどを充電しながら眠れるのは助かりますね。

8階の客室から見える景色。住宅地にあるホテルなので、景色は特別良いものではありません。夜は暗く、夜景も微妙です。

チェックイン後はMoi Saitama Plusでお土産選び

U_PLACEの1階にある「Moi Saitama Plus（モイ・サイタマ・プラス）」は、埼玉県の食文化を発信する”食”のセレクトショップです。

埼玉県や川越市の名産品が豊富に揃っているので、お土産選びに打ってつけですよ！

埼玉県内の銘酒も売っています。客室での晩酌用としてもぜひ。

>> その他のお買い物が必要な方はこちら（本記事内）

U_PLACEの魅力的なレストランで贅沢ディナーを

U_PLACEの1階・2階には素敵な飲食店がたくさんあります。今回はその中から、特にオシャレな3店舗＋1店舗を巡ってみました。

2階：川越薪火料理 in the park

「川越薪火料理 in the park」は、薪グリルでダイナミックに焼き上げた料理を提供する、大人な雰囲気のダイニングです。

メニューには、埼玉で採れたローカル食材を豊富に取り入れています。

今回オーダーしたのは、「河越抹茶ハイボール」と「仙波豆富とカラフルトマトのカプレーゼ」。グリル系メニューは1人では注文しにくいので、今回は断念しました……。

河越抹茶は川越市や狭山市、所沢市など、埼玉県西部地区を中心とした旧河越領内の茶園で栽培されているお茶です。

「河越抹茶ハイボール」は、緑茶の風味を堪能できるスッキリ飲みやすい1杯でした。

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仙波豆富は川越市仙波町にある小野食品が製造している豆腐で、なめらかな食感と濃厚な味わいが特長です。

「仙波豆富とカラフルトマトのカプレーゼ」は、豆腐を使っているとは思えないほどリッチ。濃厚ながらあっさりしているので、本物のチーズを使ったカプレーゼより食べやすかったです。

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1階：COEDO BREWERY THE RESTAURANT

川越のクラフトビールブランド「COEDO」のレストランです。COEDOビール全種類を樽生で味わえるほか、生ビールのテイクアウトにも対応しています。

フードメニューは中華が中心。地域の食材を取り入れた、ビールによく合う料理を提供しています。

川越産の小松菜を使った焼売。中まで小松菜がぎっしりと詰まっていました。

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1階：＠FARM Styleのトマトジュースで小休憩

U_PLACEの1階にあるジュースバー「＠FARM Style（アットファーム・スタイル）」で、新鮮な搾りたてトマトジュースを購入。店内でも飲めますが、今回は客室でテレビを見ながらゆっくりと楽しみました。

「＠FARM Style」は、川越で安心・安全なおいしい農産物を生産している農場「＠FARM」が運営するジュースバーです。特にトマトといちごの栽培に力を入れているので、メニュー選びに迷ったら、ぜひトマトジュースやいちご系のドリンクを飲んでみてくださいね。

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Cache Cach

ラストはイタリアン・フレンチレストランのCache Cach（カシュカシュ）です。

ランチタイムはカジュアルで開放的な雰囲気のお店ですが、ディナータイムは洗練されたスタイリッシュな空間に変わります。

今回注文したメニューはこちら。

なんとラーメンです。

宿泊当時、同店では曜日限定で23時から非常にシャレオツなラーメンを提供していました。写真は川越産の松本醤油を使った「くろらーめん」。

そのまま食べてもあっさりしていて美味しいのですが、取り皿に麺を分けて、手前にあるエディブルフラワーソルト（花の塩）や生ハム、トリュフオイルと和えて食べても絶品です！

特にエディブルフラワーソルトとの相性が抜群。個人的にはコレだけでも十分なくらいです。

見た目も華やかで素敵。

丼には、見た目以上に麺が入っているので、とても食べごたえがありました。

朝食は2階のレストラン「川越薪火料理 in the park」で

朝食はU_PLACEの2階、「川越薪火料理 in the park」でのバイキングです。

朝食付きプランを予約した方は、チェックイン時に渡されるモーニングクーポン券を忘れずに！これを店頭で提示すれば、お金を払わずに入店できます。

まずは洋食系のメニューから。埼玉県所沢市産の卵を使ったスクランブルエッグが絶品でした。これだけのためにお店に通いたいくらいです。

写真左側の白いスープは、甘くて濃厚なさつまいものポタージュ。そして、右奥の緑色の料理は河越抹茶のプリンです。

2皿目は和食メニューでまとめました。

写真左上は、私の好物「はつかり甘露醤油のさくさくラー油ソース」。はつかり甘露醤油は川越産の醤油です。はつかり醤油は焼き魚の味付けにも使われています。

写真中央は埼玉の特産品である深谷ねぎの味噌漬け。

お味噌汁は具沢山で美味しいのですが、味が比較的濃いです。濃い味が苦手な方は、様子を見ながらお椀に入れてくださいね。

ラストは埼玉の「武蔵野うどん」×「すったて」。すったては川越市のお隣、川島町の郷土料理です。宮城県の郷土料理である冷汁によく似ていますが、魚は入っていません。

冷たくて食欲を刺激する味なので、夏の暑い朝でもスルスルと食べられますよ！

一休みしたらチェックアウト

宿泊プランにもよりますが、川越東武ホテルのチェックアウト時間は少し遅めの11時です。

朝食が6時半～10時までなので、食後に客室で一休みする余裕があります。

朝食会場から客室へ戻る途中、ロビーにある無料のコーヒーマシンでコーヒーを淹れました。カップにはフタを付けられるので、客室まで安全に運べます。

11時になったらフロントへ。カードキーを返却し、追加料金の確認・清算が完了したらチェックアウト完了です。

充実したステイをありがとうございました！

所要時間5分！川越駅西口～川越東武ホテルへのルート

川越駅から川越東武ホテルへの行き方を写真付きで解説します。U_PLACEの目の前で迷子になっている方が稀にいるので、事前にチェックしておくと安心です。

川越東武ホテルがあるU_PLACEと川越駅は、駅の西口から延びるペデストリアンデッキで繋がっています。

西口を出たらデッキを直進してください。そして、突き当りを左に曲がればU_PLACEの2階に到着します。

ここまでの所要時間は2分ほど。迷子になることはないと思います。しかし、問題はここからです。

U_PLACEに着いたら左に曲がり、エスカレーターとTomo's（ドラッグストア）の間の通路を進んでください。

なお、エスカレーターに乗っても川越東武ホテルには行けません。

Tomo'sを右手側に見ながら、右に曲がります（左にも通路があるように見えますが、トイレしかありません）。

そのまま通路を直進し、突き当りを左へ。この先にエレベーターがあります。

エレベーターは全部で5基ありますが、川越東武ホテルに繋がっているのは手前側の2基だけです。乗り間違えないよう気を付けてくださいね。

エレベーターに乗ったら7階を選択。2階からノンストップで7階まで上ります。

7階に到着。川越東武ホテルは左手側にあります。右手側にも似たような入り口がありますが、そちらはダンロップスポーツクラブなので要注意です。

いざという時はココへ！ホテル周辺のお買い物施設

ホテルに着いてから「あ！あれ持ってきてない」「うっかり買い忘れちゃった」と気が付いて、焦った経験はありませんか？

また、夕食後の客室での晩酌のために、現地で買い出し先を探す方も少なくないと思います。

そこで、川越東武ホテル周辺でお買い物ができる便利なスポットをまとめました。

Tomo's（トモズ／ドラッグストア）

関東地方や仙台にチェーン展開している地域密着型のドラッグストア。U_PLACEの2階にあります。

市販の常備薬やサプリメント、生理用品などを忘れたときは、ここへ来れば解決するでしょう。処方箋も受け付けています。

ウニクス川越（スーパー・薬局・100円均一・家電・本）

U_PLACEから徒歩1～2分でアクセスできる大型ショッピングセンターです。

スーパーマーケット「ヤオコー」やドラッグストア「スギ薬局」、100円均一ショップの「ダイソー」、家電量販店「ノジマ」、本屋「T's Books」など、あらゆるジャンルのショップが一堂に会しているので、ここに来れば大抵のものは揃います。

晩酌したい方は、16時以降のヤオコーがおすすめ。この時間になると、特別価格のお惣菜が店頭に並びます。

アクセス

成城石井

川越駅の構内には、国内外の美味しい食材が集まるスーパーマーケット「成城石井」があります。

値段は全体的にヤオコーより高めですが、少しだけリッチなお惣菜を食べたい方におすすめです。

お酒も充実。COEDOビールも買えますが、これはヤオコーやU_PLACE内で購入した方が安いです。

衣類の忘れ物は川越駅東口のアトレへ

ウェスタ川越にも服屋はありますが、安くて手軽な衣類を買うなら、川越駅東口のアトレへ行ってください（川越東武ホテルがあるのは西口側）。

「無印良品」や「ユニクロ」、「GU」など、男女問わず利用できるショップが充実しています。

アトレは駅を東口から出てすぐ左手側にあるので、迷うことはないでしょう。

川越東武ホテル周辺のコンビニ

川越東武ホテルのまわりには、便利なコンビニもいくつかあります。写真はU_PLACEのすぐ隣にあるローソン。

U_PLACE周辺のコンビニ

U_PLACEの2階にもセブンイレブンがあります。

川越東武ホテルのアクセス・駐車場

• 東武東上線・JR「川越駅」西口から徒歩2～5分
• 西武新宿線「本川越駅」から徒歩15分
• 関越自動車道「川越IC」から約10分

ホテル専用駐車場はありません。U_PLACEの駐車場かコインパーキングを利用してください。

なお、宿泊者限定でU_PLACE内駐車場の優待を受けられます。優待価格は、1泊/1台、入庫から18時間まで2,000円。駐車券をフロントに提示する必要があるのでお忘れなく！