川越観光スポットといえば蔵の町や菓子屋横丁、川越氷川神社ですよね。
どのスポットも非常に魅力的な場所ではあります。でも、過去に川越を観光したことがある方なら、「ほかの観光スポットにも足を運んでみたい」と思うはず。
また、初めて川越を観光する方の中にも、「他の人があまり行かないような場所に行ってみたい」と考えている方は少なくないと思います。
そこで今回は、ちょーっとだけマイナーな川越の観光スポットを集めました。観光の中心地からあまり離れていない場所だけをピックアップしたので、ぜひ次回の観光プランに組み込んでくださいね。
目次
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川越の観光スポットは蔵造りの町・氷川神社だけじゃない
小江戸・川越の観光スポットといえば、皆さんはどこをイメージしますか?
恐らく、まず最初に頭に浮かぶのは「蔵造りの町」や「時の鐘」だと思います。次いで「菓子屋横丁」や「川越氷川神社」を連想する人が大半ではないでしょうか。
確かにこれらは川越を代表する観光スポットです。川越で街歩きをするのなら、これらの場所は絶対に欠かせません。
しかし、川越の観光スポットはほかにもたくさんあります。最近はあまりテレビで見なくなってしまいましたが、喜多院や中院、川越城本丸御殿など、蔵造りの町からちょっとだけ離れた場所には、まだまだ魅力的なスポットが存在するのです。
そこで今回は、川越のメイン観光スポットを一通り見てしまった方に向けて、すこーしだけマイナーな観光スポットをご紹介します。
60%の人が川越を2回以上観光している!
以前、当サイトでは「埼玉県川越市以外に住んでおり、川越市内を観光したことがある人」を対象に、ネット上でアンケート調査を実施しました。以下はその調査結果の抜粋です。
Q. 何回くらい川越を観光したことがありますか?
全体の60%の人が、川越を「2~3回」「4回以上」観光したことがあると回答していました。これは地元民としては嬉しい限りです!
また、川越を観光した回数が少ない人ほど「川越はもの足りない街」という感想を抱いていましたが、一方で観光した回数が多い人ほど「まだまだ見たい場所がある」とコメントしていました。
知れば知るほどもっと知りたくなる街、それが小江戸・川越なのです!
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川越のちょっとマイナーな観光スポット5選
ここからは、川越観光2回目以降の方に行ってみていただきたい観光スポットをご紹介します。
とはいえ、極端にアクセスしにくい場所や、川越らしさが微塵も感じられない場所、友達に土産話として話せないような所ではつまらないですよね。
そこで、他人に話したら「え、川越にそんな場所あったんだ?」と言ってもらえそうな、適度にマイナーなスポットを7つピックアップしてみました。
旧山崎家別邸
旧山崎家別邸は、川越の老舗和菓子店「亀屋」の5代目・山崎嘉七の隠居所として、1925年(大正14年)に造られた建物です。
設計者は保岡勝也氏。三菱の丸の内赤煉瓦オフィス街や第八十五銀行本店(埼玉りそな銀行川越支店蔵の街出張所)を設計した建築家です。
旧山崎家別邸は当時の状態がしっかりと保全されており、図面や工事資料なども現存していることから、文化財的価値が高く評価されています。
2000年に母屋・茶室・車待ちが市指定文化財に、2011年には庭園が国登録記念物名勝地に登録されました。
有料ですが、母屋や庭園を自由に見学することができます。
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アクセス
蔵造りの町のすぐ近くにあります。
百足屋
築380年の「田口家住宅」を再生・利活用した文化体験施設、百足屋(むかでや)。
1階の店蔵で川越の特産品を買ったり、併設の和風カフェで河越抹茶などを味わったりすることができます。
カフェで注文できる「自分で点てる河越抹茶と季節の上生菓子のセット」。お茶の点て方は動画で教えてもらえます。
簡単そうに見えて、結構難しいですよ!試行錯誤しながら挑戦してみてくださいね。
アイスコーヒーやちょっとした甘味など、気軽に注文できるメニューも豊富です。
▼ より詳しく知りたい方はこちら
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アクセス
JR・東武東上線「川越駅」から東武バス乗車、「松江町二丁目」下車、徒歩1分
丹徳庭園
1901年(明治34年)に建てられた由緒ある日本建築と200坪の枯山水庭園からなる丹徳庭園。かつては川越の要人たちをもてなし、川越の「商」が動く場所として使われてきた建物です。
現在は建物見学や抹茶体験などを実施しています。
体験プランのコースに含まれているランチ。この日のメニューは川越の人気おばんざい店「茜屋」の和食ランチでした。
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アクセス
東武東上線「川越市駅」から徒歩7分
松本醤油商店
明和元年(1764年)創業の松本醤油商店の醬油蔵を見学できます。料金は無料です。
※21年5月現在、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、醤油蔵の見学は中止しています。店舗でのお土産購入は可能です。
松本醤油商店では、川越を代表する醤油ブランド「はつかり醤油」を製造しています。
四季の温度変化に任せる「天然醸造」にこだわり、醤油を1年~2年かけて熟成・発酵。2年熟成させた「再仕込み醤油」を、「はつかり醤油」として出荷しています。
製造に時間がかかるため、大量生産は難しいそうです。しかし、職人の確かな目と腕でつくられた醤油は、まさに絶品!
はつかり醤油は川越市内の飲食店でも使われています。
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アクセス
蔵造りの町のすぐ近くです。
【意外とマイナー】川越城本丸御殿
川越市の観光パンフレットや雑誌の特集には載っているものの、あまりテレビでは紹介されないスポットです。そのためか、観光客も少なめ。
歴史ある日本の古城をたった100円で、自由にゆっくりと見学できるので、ぜひ足を運んでみてくださいね。一部を除き、館内での写真撮影も可能です。
川越城(河越城)は太田道真・道灌親子により、長禄元年(1457年)に築城されました。県指定有形文化財で、日本100名城に選定されています。東日本では唯一現存している本丸御殿です。
アクセス
徒歩の所要時間は、時の鐘から約12分、川越氷川神社から約7分です。
JR・東武東上線「川越駅」/西武新宿線「本川越駅」から東武バス乗車、「博物館前」下車、徒歩2分。
蓮馨寺の御影堂で朝食体験!Hatago COEDOYAの特別プランが凄い
川越の観光エリアの中心に位置する和モダンホテル、Hatago COEDOYA。同ホテルでは、由緒ある蓮馨寺(れんけいじ)の御影堂(本堂)で朝食体験ができる特別な宿泊プランを提供しています。
朝食メニューは精進料理。ヘルシーなメニューばかりですが、品数が多いのでボリュームは満点です。
ホテルから蓮馨寺までは徒歩1分ほど。一般人が御影堂に入れる機会はめったにありません!ぜひ体験してみてくださいね。
川越のプロに観光案内してもらおう
よりマイナーでマニアックなスポットを観光したい方は、その道のプロに頼りましょう。
依頼時に「川越観光は○回目だから、マイナーな場所へ行ってみたい」とリクエストすれば、きっと全力で応えてくれますよ!
ちょっと?ディープな観光案内 小江戸川越のらり蔵り
「川越のマニアックなところを知りたい」という方に打ってつけのサービスです。
川越で長年暮らしてきた人ですら知らないディープな情報を徹底的に解説してくれます。
サービス詳細・申し込みはこちらから(公式Facebook)。
人力車で川越観光
お金はかかりますが、人力車に乗って観光するのも面白いですよ。
車夫さんの解説も愉快で分かりやすく、質問にも笑顔で答えてくれます。川越について、もっと詳しくなりたい方にぴったりです!
▼ 実際にライターが乗車してみました
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文化体験に挑戦してみるのもおすすめ
20年後半頃から、テレビの川越特集の内容が変化しつつあります。以前はさつまいも料理や食べ歩き用の軽食ばかりが紹介されていましたが、最近は文化体験スポットも取り上げられるようになってきました。
新型コロナ流行の影響もあるのかもしれません。恐らく今後しばらくは、この傾向が続くでしょう。
本記事では文化体験施設として百足屋や丹徳庭園をご紹介しましたが、川越には同様の施設が他にもたくさんあります。以下のページにおすすめの施設をまとめていますので、興味のあるものに挑戦してみてくださいね。
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