川越周辺地域の台所的存在、「川越総合地方卸売市場」。毎日、日本各地の生鮮食料品がこの市場に集められています。毎週土曜日の午前中のみ一般開放されており、業者でない人たちも卸売市場でお買い物が可能です。
関連記事
マグロ解体、セリ体験、即売会… 満足度満点!川越市場まつり
目次
川越総合地方卸売市場とは
埼玉県南西部に生鮮食品を安定的に供給するため建てられた第3セクター市場。
平成6年5月30日にオープンしました。
東京ドーム4つ分、約6万坪の広大な敷地の中には、70店舗ほどの専門業者+生鮮加工場や配送センターなど様々な施設が揃っています。
※第3セクター:
行政と民間が共同出資して設立した法人のこと。
毎週土曜日に朝市を開催!
普段は関係者以外立ち入ることのできない卸売市場ですが、毎週土曜日の9時~12時のみ市場を開放し、一般人を対象とした「鮮度いちばん!!お客様感謝市」を開催しています。取り扱い商品は、新鮮野菜や肉・魚、加工食品、雑貨など。
市場の活気と雰囲気を存分に楽しめる3時間です!
2019年4月11日 生鮮漁港川越がオープン!
川越総合地方卸売市場の敷地内に、年中無休・夜19時まで営業している施設「生鮮漁港川越」がオープンしました。
一般人でも曜日や時間帯に縛られることなく、市場の商品を購入できる施設です。
↓ 店内の様子やアクセスなど、詳細はこちら
-
生鮮漁港川越が超お得!川越総合地方卸売市場に便利なお買い物スポットが登場
続きを見る
19年8月4日、バーベキュー場「ばべきゅーる」もオープン!
手ぶらでバーベキューが楽しめる施設「ばべきゅーる」が、生鮮漁港川越の横にオープンしました。
詳しい料金やシステム、現地レポートはこちら
-
川越市場「ばべきゅーる」で手ぶらバーベキュー!肉&海鮮三昧のひと時を!
続きを見る
川越総合地方卸売市場の様子
廃線歩きの帰りに寄ったので、10時半頃に到着しました。かなり広い様に見えますが、一般人が入れる場所は限られています。
-
-
【廃線歩き】西武安比奈線の足跡を辿る【2017年5月31日 廃線】
場内の外れには、ちょっとしたグリーンスポットも。
鮮魚
建物内は専門店でいっぱい。建物の東側に青果、西側に水産物、中央部にその他食品や日用品店がまとまっています。
今回のお目当てはもっぱら魚です。ひたすら魚を物色します。
海のない埼玉県とは思えない光景。
鮮魚さばき処。買った魚はここでさばいてもらえます。
こういうのを見ると「市場に来たなー」って感じがしますよね。
肉
大きなブロックから小さく切り分けられたものまでいっぱい。
国産肉がとても安かったです。ほとんどの人が3パック以上まとめ買いしていました。
お肉屋さん(アンデス)の試食コーナー。良い匂いでした・・・。
野菜
野菜売り場。特別安いわけではありませんが、よーく探すと掘り出し物があります!
野菜や果物は、建物の外でも販売されています。安売りを狙う場合は、こちらの方がおすすめです。
その他、日用品など
カレーやシチュー、ソース類などが格安価格で売られています。大家族におすすめ。
食品だけでなく、包装資材専門店などもあります。
保冷剤ボックスが用意されていることも。また、お店によっては氷の袋をおまけでくれたりもします。
館内に3つある休憩所。荷物の整理などに便利です。
お買い物結果
- 鮭の切り身 ×3枚(1,200円)
- ブロッコリー ×2株(200円)
- しめじ ×2パック(100円)
- 深谷ネギ ×2本(100円)
- むさし麦豚細切れ 500g(740円 → おまけで540円)
- 骨付きタンドリーチキン 200g(120円)
- 骨付き照り焼きチキン 200g(120円)
市場で捌かれ塩振り立てだった鮭。(写真は塩抜き後)
1枚1枚がかなり立派で重たかったです。実際に重さを量ってみたところ、ひと切れあたり260g~270gもありました。(一般的なスーパーで販売されている鮭の切り身は、1枚あたり70g~120g)
店主のおじちゃんに「塩が馴染むまでに時間がかかるから、丸1日おいてから焼くなり冷凍するなりしてね」と言われたので、一晩冷蔵庫で保存。
翌日の夕食。塩抜きをして焼き鮭に。夫は喜んでひと切れペロッと平らげましたが、私は半分だけで十分お腹いっぱいになりました!脂がのってて凄く美味しかったです。
お得に買い物するならメルマガ登録がおすすめ
市場へ行く前に、市場のメルマガ登録を済ませておきましょう。
市場の安売り情報や、メルマガ読者だけの特典をゲットできます!金曜日にメール配信されることが多いので、木曜日までに登録しておくのがベターです。
館内で特別販売していたホタテのウニ焼き。(メニューは日によって変わります)
メルマガ会員限定価格で、なんと100円でした!
ランチ:場内レストラン「花いち」
場内には3つのお食事処があります。
今回はその内の1つ、「花いち」へ行ってきました。
市場の建物のお向かいにあるお食事処「花いち」。
新鮮な海鮮料理をたらふく食べられるお店です。
海老丼を注文。迫力満点!
海老がぷりっぷりでした。
花いちの店舗情報・クーポンはこちら
inoとモテコのクーポンは定期的に更新されます。クーポン利用でかなり安くなるのでおすすめです。上の海老丼(1940円)も、クーポン利用で1200円で食べられました。
その他のお食事処
Market TERRACE
出典:店舗公式サイト
オシャレなビュッフェのお店。食事をゆっくり楽しみたい人は予約必須です。
桜を眺めながらの食事もおすすめ。ベストシーズンは比較的遅めで、4月中旬頃です。
こちらの記事でも紹介しています。
車で川越観光!ランチのおすすめ店はココだ!【地元民厳選】
ラーメン専門店 幸先
鶏ガラと豚足をベースに魚介系の出汁を合わせたダブルスープが自慢のラーメン屋さん。
市場へのアクセス
公共の交通機関を利用する場合
西武新宿線「南大塚駅」北口より市内循環バス「川越シャトル」乗車。
バスは23系統です。
バス乗車時間の検索結果(駅すぱあと for web)
南大塚駅→卸売市場 の検索結果です。
バス乗車時間
バスのタイムスケジュールは大体次の通りです。
- 南大塚駅→卸売市場のバスは10:30頃に出発
- 卸売市場→南大塚のバスは11:30~12:00か13:30過ぎに出発
バスの本数が少ないので、計画的に行動しましょう!
南大塚駅から徒歩で行く場合
約2.5kmあります。少し足早に歩いても、30分くらいかかる距離です。
自家用車で行く場合
日によりますが、10時頃から周辺の道路が大混雑・駐車場が満車になります。特にテレビで特集された後の週末は要注意!
できるだけ早めに到着するようにしましょう。
持ち物
保冷バッグは必須。
保冷剤や氷の入った袋が入っているとなお良いです。
市場へ行く時間帯は目的別に決めるのがおすすめ
貴重な部位が欲しい・絶対に欲しい商品がある・店員とゆっくり話しながら買い物したい
開場直後でお客さんが少ない9時~10時に行けば、ゆっくりと買い物を楽しめます。
店員と腰を据えて話ができるので、交渉次第では値引きしてもらえるかもしれません。
市場の賑わいを楽しみたい・色々なイベントを楽しみたい
10時~10時半頃が最も盛り上がる時間帯です。
10時過ぎに来場するお客さんが多いので、どの売り場も大混雑します。
とにかく安く買いたい!セール品狙い
10時半を過ぎた頃から、各店で値引きセールが始まります。待てば待つほど安くなっていきますが、値引きの始まった商品は飛ぶように売れていくので要注意!
また、鮮魚売り場は11時前に閉店してしまう所もあるので、見極めが肝心です。