川越大師喜多院の境内では、毎年6月にホタルまつりが開催されます。
川越・喜多院の境内で開催「ホタルまつり」
社会福祉事業を展開する川越葵ライオンズクラブは、毎年6月下旬頃に、川越大師喜多院の境内・仙波東照宮葵庭園で、「ホタルまつり」を開催しています。
このイベントは2003年から始まりました。07年には同クラブ結成30周年記念事業として、池の護岸整備や橋の造営、清流を保つためのポンプなどを設置。同団体では、その後も環境の保全活動に取り組んでいます。
現在、葵庭園の池にはホタルが生息しており、毎年この場所で産卵しているそうです。そして、翌年5月下旬~7月上旬に飛び立ち、幻想的な光を放つホタルへと成長します。
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ホタルまつりは順番待ちの列が凄い!
19年6月16日に開催されたホタルまつりの様子です。
19年のホタルまつりは19時45分スタートの予定でした。…が、19時20分に到着した段階で既にこの行列。30人ほどの先客がいました。
先着1,000人にプレゼントされる特製うちわ。当初は「1,000人も来るのかな」と思っていたのですが、ふと後ろを見ると…
ほんの10分ほどの間に、信じられないレベルの大行列ができていました!矢印の先にもまだまだ列が続いています。
19時45分頃。ついにホタルまつりがスタートしました。
しかし、どこにもホタルの光らしきものは見当たりません。
「どういうことなんだ…、本当にホタルを見られるのか?」と疑問に思ったのも束の間、すぐにその理由が分かりました。どうやらホタルはこの黒いテントの中にいるようです。
テントの中には、とても幻想的な情景が広がっていました。テント内では立ち止まるのがNGだったため、残念ながら実際の写真はありません。
しかし、その光景は上のイメージ写真にかなり近く、無数のホタルが右へ左へと舞い踊っていました。
ホタル観賞は30秒ほどで終了。本当にあっという間でしたが、久しぶりにホタルを間近で見られて楽しかったです。
同行した夫も「ホタルが体についた!」とニコニコ顔ではしゃいでいました。
喜多院の山門付近。お祭り定番の屋台が軒を連ねていました。ちびっ子たちはホタルよりも屋台に大興奮。
20時頃(イベント開始時刻から15分後)には、喜多院の拝殿近くまでホタル待ちの列が伸びていました。
それを見た途端、諦めて帰ってしまう人もたくさんいましたが、列に並びさえすれば確実にホタルを見られるので、早々に断念するのはもったいないと思います。
年に1度の川越・喜多院のホタルまつり。地元の方が楽しむのはもちろん、観光の締めくくりに立ち寄るのもおすすめですよ!
喜多院へのアクセス
- JR・東武東上線「川越駅」から徒歩約20分
- 東武東上線「川越市駅」から徒歩約18分
- 西武新宿線「本川越駅」から徒歩約15分
喜多院の駐車場「明星駐車場」は16時30分に閉まってしまうため、ホタルまつりでは利用できません。
公共交通機関を利用する場合は、川越駅からイーグルバスを使うのもおすすめです。
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