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黒い!熱い!野太い!川越高校くすのき祭が高校レベルの文化祭を凌駕していた件

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県内屈指の難関校、川越高校で開催される文化祭「くすのき祭」の様子を来場者目線でご紹介します。ちなみに私は卒業生でもなければ、生徒の身内でも何でもありません。ただの一川越市民です。

川越高校ってどんな学校?

埼玉県内の公立校ではトップレベルに相当する、埼玉県立川越高等学校。通称、川高(かわたか / かわこう)。
毎年、東大や京大、早稲田大といった難関大学へ多くの生徒を輩出しています。
なんと、2015年にノーベル物理学賞を受賞した梶田隆章氏も、この高校の卒業生です。

川越高校のモットーは文武両道。
勉強だけでなく、部活やイベント行事にも常に全力投球です!
運動部・文化部ともに、県大会や全国大会(コンクール)等で輝かしい成績を残しています。

本当に高校の文化祭なのか疑いたくなる「くすのき祭」

「くすのき祭」は、毎年9月初旬に開催される、川越高校の文化祭です。
イベント名の由来は、高校創立当初から生えているという、正門前の2本のクスノキから。

くすのき祭の最大の特徴は、「高校の文化祭」レベルを完全に超えていることです。

地域住民からの注目度がとても高く、2017年度は2日間で1万7712人が来場しました。
来場者の年齢層は、高校の文化祭にしては比較的高め。
彼らと同年代の中高生よりも大人の方が圧倒的に多かったです。

花形イベントは、何といっても水泳部の「男子シンクロナイズドスイミング」!
2001年公開の映画「ウォーターボーイズ」のモデルにもなったことから、全国的に注目を集めています。

正門をくぐるまでが長かった

文化祭期間中のみ、JR・東武東上線「川越駅」と西武新宿線「本川越駅」から直通バスが出ています。


くすのき祭の開場は9時。
私は9時過ぎに本川越駅に到着したのですが、既にかなりの人が並んでいました。

高校まではバスで10分~15分程度。
料金は180円です。


バスを降り、案内役の生徒たちに従って歩いていくと、川越高校のすぐそばにある川越第一小学校へと連れていかれました。
「何で高校の目の前をスルーするんだ?」と首をかしげていると、目の前に想像を絶する光景が。


ここに並んでいる人たちは全員、くすのき祭の来場者です。
既に開場しているのにも関わらず、これだけの待ち行列ができているという事実。
この写真では、まだ右側の列が空いていますが、30分後には全て埋め尽くされていました。

この光景を見れば、くすのき祭がどれだけ注目度の高いイベントなのか、よく伝わるかと思います。
私は6列目に並びましたが、高校の正門をくぐるまでに40分以上かかりました。


ただ、この時にとても感心したのが、川高生(川越高校の生徒)が絶えず見回りや案内を続けていたこと。
パンフレットやチラシを配るだけでなく、列を整えたり、熱中症対策のためにドリンクを売り歩くなど、本当によく働いていました。

私と同じ列に並んでいた親子もその様子を見て、「どんなサービス業でもやっていけそう」「凄くしっかりしてる」と褒めまくり。
そして同時に、「え、ここに合格したら、来年は俺があれをやるってこと?」と、ちょっと困惑もしていました…。

正門をくぐると、そこは男まみれだった

40分以上並んだ末に、ようやく正門をくぐることができました。

入り口にそびえ立つ巨大門


これも毎年恒例。
正門前で来場者をお出迎えする巨大門です。

くすのき祭では「門班」と呼ばれる集団が、実際に存在する城や教会などをモデルとした大きな門を作ります。
2017年度は、カザフスタンのゼンコフ教会がモチーフ。

外観もド迫力ですが、中もハイクォリティでした。


門班さんたちの作業風景。

「いやいや、どうせハリボテなんじゃないの?」「凄いって言っても高校生レベルでしょ?」と思っている方は、ぜひ下の動画をご覧ください。

この動画は2016年度の制作過程をまとめたものです。
彼らがどれだけ本気で門造りに取り組んでいるのかが伝わってくるかと思います。
もはやプロジェクトX…!

門の先で待機している男子の群(食い気味)


ゼンコフ教会の門の先には、男たちの熱気が待ち受けています。

とにかく呼び込みに必死。
ノルマでもあるのかと思うくらい必死。
ゼンコフ教会の感動を忘れてしまうくらい必死。


ドリンクやアイスを販売する「のれん会」のテント群。
ヤバそうでヤバくない、ちょっとヤバいタピオカ屋さんが印象的でした。


お手洗い。
こういった張り紙を見ると、「男子校の文化祭に来たんだな」という実感がわきます。


階段の段差もフル活用して集客!

食堂で遅い朝食


食堂の前で女性たちが食券を販売していました。
「一番人気はカレーですけど、カツカレーはどうですか?」とよく分からない勧められ方をしたので、カツカレーを食べることに。



食堂は普通です。


勧められたカツカレー。
カツが柔らかくて食べやすかったです。
カレーも美味しい!
でも朝食メニューではないですね!

食堂のそばでは、スパゲッティやカレー弁当、総菜パンなどを売っていました。


冷たいドリンクも販売。

「高校の文化祭は食中毒が心配」という方も少なくないかと思いますが、これなら安心して食事をとれますよね。

吹奏楽部の演奏


メイン一発目にドラマ「WATER BOYS」の“あの曲”(シンクロBom-Ba-Ye ~WATER BOYS~)を持ってくるところが川高らしかったです。
出だしの「チャッチャッチャ チャチャチャッ♪」の音が、いかにも「青春真っ只中!」という感じで清々しい。


メイン2曲目はアニメ「けものフレンズ」の主題歌「ようこそジャパリパークへ」。
吹奏楽部が演奏すると、壮大なイメージになりますね。
テンポの良い明るい曲なので、数年後には高校野球で流れていそうな気がします…。

室内企画など


教室内での出し物は、喫茶店や研究発表など定番モノをはじめとして…

古本屋や

FeelingCouple、

化石発掘体験など

実に多種多様。

そして、女性人気の高かった女装カフェ…。

同行した夫を誘ってみたところ、「何が悲しくて休日に女装男子に接客されなきゃいけないんだ…」と断固拒否されました。

應援團の展示。



團長さんの未成年らしからぬ圧が頭から離れません。

2017川越高校応援部演技発表会・川高節の動画。

この文化祭の翌日に、第52代幹部が引退したそうです。

屋外イベント

校舎外でも様々な企画が催されていましたが、中でも異様な盛り上がりを見せていたのが女装コンテスト。

これも毎年の恒例企画で、文化祭が近づいてくると、川越駅周辺で事前投票が行われます。
もちろん当日投票もOK。

確かに13番の子は可愛かったです。

見ないと損!川高名物、水泳部による男のシンクロ!

※撮影NGなので、残念ながら公演中の写真はありません。(関係者のみ撮影OK)

元祖Water Boys、川越高校「男のシンクロ」。
超絶怒濤の大人気イベントで、くすのき祭に遊びに来た人の大半が、この公演目当てであると言っても過言ではありません。

下の写真は最終公演の様子。

分かりにくいですが、左側の校舎(理科棟)の窓からも、たくさんの人が公演を見ています。
2017年度の総来場者数は8428人だったそうですが、理科棟から見ていた人の数も含めたら、もっと凄い人数になるはず。

下は練習風景と公演スケジュール。

このスケジュール表では、公演毎に30分間の休憩があるように見えますが、実際は彼らに休む暇などほとんどありません。
30分間の演技が終わった後は、来場者との記念撮影タイムが待っています。
さらに、一列に並んで退場者をお見送りし、新しい来場者も明るく迎え入れるという神対応!

しかも、公演毎に少しずつ演出が違うんです!
大筋の流れは同じものの、ちょっとした小ネタが毎回変わっていました。

そんなハードな状況でも常に笑顔を絶やさず、来場者へのサービス精神も忘れない彼らは、きっとどこへ行っても上手くやっていけることでしょう…。
本当に尊敬してしまいます。

ちなみに今年の公演では、彼が一番印象に残りました。

目線が入れられてはいますが、それでも判別出来るくらい記憶に残っています。
理科棟の2階から演技を見て、「彼が部の精神的支柱なんだろうな」と思ってはいたんですが、まさか聖母レベルだったとは…!

さて、そんな素晴らしいシンクロですが、会場のプールで見るのは結構大変です。

1つ前の公演が終わらないうちに、この長蛇の列。
恐らく先頭の人は1時間前から待機していると思います。
ただ、並べば必ず入場することは出来るので、並び損になることはありません。
プールサイドで見たい人は、諦めずに並びましょう。

男子のシンクロは、プールで1回、理科棟の2階か3階から1回、計2回は見るのがおすすめです。
プールではド迫力の演技を楽しみ、理科棟からはフォーメーションの美しさを堪能しましょう!

川越高校へのアクセス

時の鐘から一直線に歩けば着くので、川越観光のついでに文化祭へ遊びに行くのも良いかもしれません。

西武新宿線「本川越駅」から

  • 臨時バスあり
  • 徒歩の場合、約20分
  • 路線バスを利用する場合、4番もしくは5番のりばから乗車。「一番街」または「川越高校前」下車。

JR・東武東上線「川越駅」から

  • 臨時バスあり
  • 徒歩の場合、約25分
  • 路線バスを利用する場合、東口の「東武バス」もしくは西口の「イーグルバス 小江戸巡回バス喜多院先回り」に乗車する。それぞれ「一番街」「市民会館前」「大手町」「グラウンド入り口」(東武バス)、「川越高校前」(イーグルバス)下車。

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