本記事には広告が表示されます

川越まつりは路地裏も熱い!祭りをマニアックに楽しむための+α

毎年約90万人が来場するという川越市最大のイベント、川越まつり。

今回は華やかなメインストリートの路地裏に広がる、ちょっと味のある風景をご紹介していきます。

ちなみに上の画像はコレを組み立てたものです。
川越まつりは路地裏も熱い!祭りをマニアックに楽しむための+α
ナノブロック 江戸型山車 NBH_107

※23年の川越まつりは10月14、15日に開催されます。

川越まつりの楽しみ方|山車や屋台・交通規制・駐車場情報を確認!

続きを見る


運営者一押しの居酒屋リストはこちら >>

意気軒昂たる川越まつり!

「川越まつり」で検索すると、↓のような写真がたくさんヒットするかと思います。

川越まつりは路地裏も熱い!祭りをマニアックに楽しむための+α

しかし、川越まつりはとにかく規模が大きいイベントです。この写真は、その一部の光景を切り出しているに過ぎません。

川越まつり当日は、ぜひ祭り会場の端っこや路地裏にも足を向けてみてください。そこには、面白くて味のある小景がたくさん転がっているはずです。

川越まつりの楽しみ方|山車や屋台・交通規制・駐車場情報を確認!

続きを見る

意外な発見も!川越まつりメインストリートの裏通り

「裏通りって何もなさそう」と思われがちですが、そんなことはありません。毎年びっくりするくらいたくさんの露店が並んでいるのです。

クレアモールの裏通り

川越まつりは路地裏も熱い!祭りをマニアックに楽しむための+α

真っすぐ歩けないくらい混み合っているクレアモール商店街の入り口(川越駅東口側)。

川越まつりは路地裏も熱い!祭りをマニアックに楽しむための+α

一方で、その裏通りは実に平和なものです。毎年、マルヒロ百貨店の裏の駐車場に屋台村ができるのですが、適度に賑やかで穏やかな空気が流れています。日によっては猿回しが見られることも。

川越まつりは路地裏も熱い!祭りをマニアックに楽しむための+α

川越八幡宮付近。この辺りはお洒落な出店が多いです。スパークリングワインや本格的なイタリアンなどが買えるので、ちょっと大人な気分で祭りを楽しみたい方におすすめ。

川越まつりは路地裏も熱い!祭りをマニアックに楽しむための+α

道が空いている分、接客にも余裕があるので、時には思いもよらないサービスをしてくれることも。

川越まつりは路地裏も熱い!祭りをマニアックに楽しむための+α

クレアパーク(クレアモール内の公園)付近。店主さんと地元の男性が地元トークに花を咲かせていました。

川越まつりは路地裏も熱い!祭りをマニアックに楽しむための+α

ベンチや芝生、噴水のフチなど、座れる場所が多いクレアパークは休憩場所にぴったりです。クレアモールに面してはいますが、ベンチは意外と空いています。

川越まつりは路地裏も熱い!祭りをマニアックに楽しむための+α

メガガンジャがある通り。

川越まつりは路地裏も熱い!祭りをマニアックに楽しむための+α

毎年、この一画だけは異彩を放っています。カラオケ大会が始まると大盛り上がり。

一番街の裏通り(菓子屋横丁方面)

川越まつりは路地裏も熱い!祭りをマニアックに楽しむための+α

恐ろしいほど混雑しているメインストリートとは異なり、松本醤油商店のある裏通りはまったく混んでいません。

川越まつりは路地裏も熱い!祭りをマニアックに楽しむための+α

サンドイッチパーラー楽楽の屋上から。普段よりは人通りが多いものの、メインストリートの人口密度に比べたら大したことはありません。

川越まつりは路地裏も熱い!祭りをマニアックに楽しむための+α

もちろん山車も通ります。「人混みは避けたいけれど、祭りの雰囲気は楽しみたい!」という方にぴったりの通りです。

川越まつりは路地裏も熱い!祭りをマニアックに楽しむための+α

メインストリートと裏通りを結ぶ何本かの細い路地には、個性的な出店がいっぱい。普通の出店では食べられないような本格的な多国籍料理も楽しめます。

川越まつりは路地裏も熱い!祭りをマニアックに楽しむための+α

松本醤油商店の前。川越醤油を使ったラーメンや自家製ソース焼きそばなどを販売していました。

川越まつりは路地裏も熱い!祭りをマニアックに楽しむための+α

いつも以上に賑わっていた菓子屋横丁。祭りに来たついでに名所観光めぐりをする人も多いようです。

川越まつり 注目して見ると面白いポイント

普段の川越観光では見られない、とっておきのポイントをご紹介します!

実は信号機と表札の角度が変わっている

下の写真は普段の仲町交差点の様子です。

川越まつりは路地裏も熱い!祭りをマニアックに楽しむための+α

信号機と「仲町」の表札の向きをよーく記憶してください。

これらが川越まつり当日には……

川越まつりは路地裏も熱い!祭りをマニアックに楽しむための+α

なんと横から縦に変わるんです!

山車の巡行ルート上にある一部の信号機と表札は、山車との接触を避けるため、祭り直前に向きが変更されます。祭りが終われば、また元の横向きに。

山車が通ったアト

川越まつりは路地裏も熱い!祭りをマニアックに楽しむための+α

山車が通った後の道路には、車輪のアトがくっきりと残ります。

川越まつりは路地裏も熱い!祭りをマニアックに楽しむための+α

川越まつりは路地裏も熱い!祭りをマニアックに楽しむための+α

山車がたくさん通る道は、白い線でいっぱいに。

清掃ボランティアの方々の努力

川越まつりは路地裏も熱い!祭りをマニアックに楽しむための+α

私がまだ子供だったころ、川越まつりの会場にはゴミがあふれかえっていました。子供心に「ひどいな」と思っていたものです。

しかし最近は、祭り中にゴミ拾いをしてくれるボランティアの方たちのおかげで、汚い光景を見ることがなくなりました。

ボランティア活動に興味がある方へ

川越まつりのゴミ拾いボランティアはこちらで募集しています。▼

かわごえ環境ネットのブログ

2018年は2日間で合計202人(過去最高)の方がゴミ拾いに参加したそうです。興味のある方はぜひ!

※2023年度は、川越まつり当日(10月14、15日)にはクリーン活動を実施しないとのことです。10月7日に事前クリーン活動が行われました。

川越まつりの隠れた撮影スポット!川越駅前(東口)

「曳っかわせは一番街以外では見られない」と思っている方も多いはず。

しかし、山車の巡行範囲はかなり広く、ときには意外な場所で曳っかわせが見られることもあるのです。

下の写真は川越駅東口、アトレの通路を抜けた先にある歩道橋の上から撮影しました。

お金を払うことなく、山車を上から見下ろせるスポットはかなりレアです。
(山車を上から見ることが、良いことか悪いことかは別として……)

川越まつりの端っこはこうなっている

祭りの中心地から東西南北それぞれの方角へ進み、露店が途切れる場所の様子を撮影してきました。

南側

川越まつりは路地裏も熱い!祭りをマニアックに楽しむための+α

本川越付近、山手学院の前。普段は交通量が多い場所ですが、祭り期間中は車両通行止めになります。

川越まつりは路地裏も熱い!祭りをマニアックに楽しむための+α

この年は、本川越駅東口のロータリーに大きな屋台村ができていました。この場所ではライブパフォーマンスも見られることから、テーブルやいすが争奪戦に。

川越まつりは路地裏も熱い!祭りをマニアックに楽しむための+α

本川越駅西口のロータリー。こちら側にも出店がぎっちりと並んでいます。

※2022年の川越まつりでは、この場所にここまでの出店は並びません。

東側

川越まつりは路地裏も熱い!祭りをマニアックに楽しむための+α

老舗鰻店「いちのや」付近。成田山川越別院や喜多院へ続く道です。この辺りには、車両通行止めを知らなかった車がよく迷い込んできます。

川越まつりは路地裏も熱い!祭りをマニアックに楽しむための+α

小江戸蔵里の裏辺り。山車は通りますが、出店はありませんでした。歩いている人も地元民がほとんど。

川越まつりは路地裏も熱い!祭りをマニアックに楽しむための+α

この道をまっすぐ進むと、仙波東照宮や中院の近くに出ます。ここも警官と車がよく揉めているスポットです。

川越まつりは路地裏も熱い!祭りをマニアックに楽しむための+α

本川越駅前~連雀町交差点のエリア。毎年びっくりするくらい混雑しますが、少し東側へ逸れるだけで一気に人口密度が減ります。

中心街の出店で買ったものをゆっくり食べたいときにおすすめの場所です。

西側

川越まつりは路地裏も熱い!祭りをマニアックに楽しむための+α

連雀町交差点を西に進んだ先にある丁字路付近です。

川越まつりは路地裏も熱い!祭りをマニアックに楽しむための+α

鶏ジロー 本川越店。賞味期限30秒の白レバーが名物のお店です。

川越まつりは路地裏も熱い!祭りをマニアックに楽しむための+α

蓮馨寺の裏辺り。駅前の賑やかさが嘘のように、シーンと静まり返っていました。

北側

川越まつりは路地裏も熱い!祭りをマニアックに楽しむための+α

六軒町1丁目。このエリアまで来ると地元民しかいないので、山車を間近でゆっくりと見ることができます。

川越まつりは路地裏も熱い!祭りをマニアックに楽しむための+α

セブンイレブンの出店。この店舗だけでなく、祭り会場内にあるほとんどのセブンイレブンでは、駐車場でお酒やおつまみなどを販売していました。

 

「川越まつりには行ったことがあるけど、人の多さに疲れてしまった」「毎年行ってはいるものの、ちょっと見飽きてきた」という方は、ぜひメインストリートの裏通りを歩いてみてください。

きっと新しい発見が、あなたを待っていますよ!

  • この記事を書いた人
  • 最新記事
富築

富築

埼玉県と美味しいもの・可愛いものが大好きなwebライター。川越在住。
蔵の町周辺をよくぶらついています。
そうだ埼玉.com公式ライター:記事一覧
掲載記事についてのコメント・仕事依頼・広告掲載依頼等、各種お問い合わせはこちらからお願いします。

-2. イベント・伝統行事に参加したい, 川越散策記
-