みんな大好きいちご狩り!
2020年1月3日、川越に新たないちご狩りスポット「@FARM(アットファーム)」がオープンしました。
今回は一足早く、同園のプレオープンに訪問。甘くて大きい絶品いちごや、目にも美味しいいちごスイーツなどの写真をたっぷりとお届けします!
また、運営会社の方にも、農業への想いやこだわりについてインタビューしてきました。その熱い想いが伝われば幸いです。
ライター:からすけ
目次
1月3日オープン!@FARMは絶品いちごが食べ放題
2020年1月3日オープンのいちご狩りスポット「@FARM」は、川越市大字今福にあります。
川越駅西口からバスで約9分、かすみ町バス停から徒歩5分でアクセスでき、車なら川越インターから約10分。駐車場は30台ほどあるので、車でのアクセスも良好です。
2024年いちご狩り開催期間
2023月12月17日~2024年5月中旬(予定)
いちご狩り体験料&予約
金額は時期によって異なります。以下は2023年12月~2024年4月7日までの土日祝日料金です。
料金区分 | 予約料金 |
大人 | 2,800円 |
小学4年生~6年生 | 2,400円 |
4歳~小学3年生 | 1,800円 |
0歳~3歳 | 無料 |
70歳以上 | 1,500円 |
@FARMのいちごは甘くて大きい!
@FARMのいちごは、とにかく甘くて大きい!化粧箱に並んでいるようないちごがゴロゴロなっているんです。
また、日本有数の広さを誇るハウスは最新のシステムを完備。中も広くて清潔でした!
@FARMで味わえるいちごは「~KOEDO ICHIGO 陽香-haruka-~」といい、甘くて大きいのはもちろん、ほのかな酸味が後を引きます。品種はとちおとめで、味・ブランド共に間違いなしの一品です。
併設のカフェでは巨大いちごパフェや自家製トマトのピザも食べられる
@FARMの敷地内には、「@FARM Café」というグルメスポットもあります。
同店では、いちごを使ったスイーツや、自家製トマトを使ったピザやパスタなどを提供。
カフェだけの利用も可能なので、ランチやティータイムなどにおすすめです。
@FARMでいちご狩り体験!お腹いっぱい夢いっぱい
ここからは、画面から甘酸っぱい香りがするようないちご狩り体験レポートを、写真多めでお届けしたいと思います!
ちなみに、今回は妻と子ども2人の合計4人で参加してきました。お子様連れの方にも参考になればと思います。
※2019年12月に取材しました。
受付~いちご狩りの説明
まずは窓口で受付を済ませましょう。
受付のカウンターはこちらの建物(直売所)内にあります。なお、料金は前払いです。
受付後は、同じ時間枠に予約を取った方と一緒にハウスへ向かいます。
いちごハウスまでは少し距離があるので、上着を忘れずに。
いちごハウスに到着。全国有数の規模だけあってかなり大きいですね!
ハウスの中にはロッカーが設置されています。上着や荷物はここに預けましょう。細かい配慮がありがたいです。
いちごハウスの中へ。とってもひろ~い!ハウス内には甘酸っぱい香りがただよっていました。
いちご狩りの前に、美味しいいちごの見分け方や上手な取り方の説明があります。しっかりと聞いて、いちご狩りを100%楽しみましょう!
おいしいいちごの見分け方
- 大きいこと
- ヘタまで赤いこと
- つぶつぶが盛り上がっていること
- いかり肩の形であること
※いかり肩:なで肩の逆。肩が上がり気味な様子。 - ガクの部分が反っていること
- つやがあること
いちごは、手首のスナップを使ってひっくり返すと綺麗に取れるそうです。苗を傷つけないためにも覚えておきましょう。
そして、いちごのおいしい食べ方は酸味の強いヘタの方から食べること。いちごは先端が一番甘いので、酸味→甘味の順に食べることで、より甘く感じるんだとか。
いちご狩り開始。サイズと味にダブルでびっくり!
説明を聞いた後はいよいよいちご狩りスタートです。体験時間は30分間。
なんと練乳が無料で付いてきます!有料で提供している施設も多い中、これはありがたいサービスです。
息子たちもやる気満々。「いちごさんどこー?」といちごが待ちきれない様子です。「はいはい、すぐ食べられるからねー」とママが手を引きます。
あたりを見渡すと、あちらこちらに赤く色づいたいちごがゴロゴロとなっていました!
あっちにも!
こっちにも!
こんな立派なサイズのいちごまで!まるで化粧箱で売られているいちごのようです。
これには息子たちも思わず飛びつきます。大人もテンションが一気に上がり、一家皆でおおはしゃぎです。
「こんなに大きいの取れたよ!」と見せびらかしてくる長男。色つやもよく、見惚れてしまいます。
ママも嬉しそうです。女性同士で来ても楽しそうですね。
いちごを大事そうに握りしめる次男。「たくさんあるから大丈夫だよ(笑)」とママ。
せっかくなので練乳を付けていただきます。
練乳はハウスの中央に置いてあり、自由に使うことができました。
ハウス内で記念撮影も楽しもう
おいしい時間はあっという間に過ぎていき、いつの間にか終了時刻に。
帰る前に、フォトスポットで写真をパシャリ!
フォトフレームやいちご帽子を使って、自由に撮影することができます。
とっても大満足の30分間でした。
いちご狩りの後は@FARM Caféへ。巨大いちごパフェに驚き!
新鮮ないちごを楽しんだ後は、いちごを使ったスイーツも楽しみたくなりますよね。そんな要望に応えてくれるのがこちら!@FARM Caféです。
それでは早速レッツゴー!
まずはメニューをチェック。トマトといちごをたくさん使ったメニューが並んでいます。う~ん、どれもおいしそうですね。
今回注文したメニューはこちら
- フレッシュトマトのマルゲリータピザ
- 野菜たっぷりミートソースのパスタ
- いちごソフト
- いちごのパンケーキ
- KOEDO ICHIGOをふんだんに使った完璧なパフェ
どれも楽しみにしていましたが、特に食べたかったのはパフェです。
「完璧な」と銘打つ名前と、メニュー写真だけでその大きさが伝わってくるビジュアルに、期待が膨らみます!
まずは、フレッシュトマトのマルゲリータピザです。
@FARMで取れたトマトがふんだんに使われており、とってもボリューミーな一品でした。
@FARMのトマトは、甘味と酸味が共に強いのが特徴です。新鮮でシャキッと歯切れの良い食感と、酸味のアクセントが絶品!
もちろんチーズはとろ~り。何枚でもいけそうです。
お次は野菜たっぷりミートソースのパスタです。@FARMのトマトジュースやパスタソースが使われています。
トマトジュースやパスタソースはお土産コーナーで買うことができるので、この味に惚れたらお土産コーナーへGO!ですね。
こちらはいちごソフト。シンプルないで立ちですが、ソースが濃厚でさわやか!食後のお口直しにもぴったりです。
見た目からおいしさが伝わってくるいちごのパンケーキ。
見てください、このいちごの量!クリームといちごジャムもたっぷり添えられています。
皿に取り分けて、ジャムと生クリームをトッピングしてみました。
もはやパンケーキが見えません……!
幸せとは意外と身近なところにあったのかもしれませんね。
そしてやってきました、大本命のKOEDO ICHIGOをふんだんに使った完璧なパフェです!こ、これは大きい!
使われているいちごの多いこと!しかも1つ1つが大粒です。
グラスの中には、いちごソースやカットいちごがIN。その隙間を濃厚な生クリームやアイスクリームが埋めています。
このパフェは女性のお客さんに人気だったようで、あちらこちらから「すごーい!」と楽しそうな声が聞こえてきました。
この感動を、みなさんもぜひ味わってくださいね。
お土産コーナーには自家製ジャムやパスタソースが並ぶ
カフェでの食事でお腹がすっかり膨れました。後はお土産を買って帰りましょう。
お土産コーナーは、いちご狩り体験の受付をしたカウンターと同じ建物内にあります。
売り場のラインナップは、いちごや自家製野菜、加工品など。
ちなみに、「パパ・ママ応援ショップ優待カード」(埼玉県の子育て家庭への優待制度)を提示すれば、500円以上の購入で100円引きになります。
持ち帰り用いちご。午後には売り切れてしまうこともあるので、購入はお早めに。
自家製トマトは、シャキシャキとした食感と後引く酸味が魅力。お得な量り売りもあります。
これひとつで味がきまるという無添加のパスタソース。今夜の夕飯はパスタで決まりですね。
こちらは同じく無添加の自家製ジャム。
私は人気のパスタソースとジャム、トマトを購入しました。
そして食卓へ…
さっそく妻が料理してくれました。できあがったのが写真のパスタです!
具材はパスタソースとトマトのみ。パスタソースにみじん切りの野菜が入っているので、これだけでも食べ応えがあります。
ミニパンケーキにいちごジャムを乗せていただきました。
いちごがゴロっとしていてとってもジューシーです。
農業で幸せを届けたい。@FARMのこだわりや想い
今回取材させていただくにあたり、運営会社である三共木工株式会社の森田副社長と松本総務課長からお話を伺うことができました。
本当にありがとうございます。
川越の老舗企業が目指す、おいしい・楽しい・安全な農業
川越で100年以上続く企業「三共木工株式会社」が100年目の節目に始めた事業「@FARM」。
副社長・森田精一郎氏の「農業で皆を幸せにしたい」という熱い想いから、地元川越で愛される地産地消の農業を始めたそうです。
運営のコンセプトは、観光だけにとどまらず「農業を通じて幸せを届ける」こと。
そのため、@FARMでは、安全安心の美味しい農産物と、農業を身近に感じてもらう体験の両方を届ける「Delicious & Happy」に注力しています。
ただ農作物を食べるだけではなく、見て・触れて・楽しんで、そして幸せになってもらいたい。
@FARMは、そんなメッセージが込めている場所なのです。
酵素肥料が秘訣!いちごの元気を引き出す農法×ICT技術
@FARMのいちごがこんなにも大きくて甘い秘訣は、こだわりの「酵素肥料」にあります。
こだわりの土の中には、微生物や細菌がたくさん住んでおり、彼らが作り出す酵素の力によって、元気ないちごが育まれているそうです。
土壌の微生物と共生する「プロバイオシス農法」
@FARMでは、土の中の細菌や微生物と共生することで植物本来の元気を引き出す「プロバイオシス農法」を採用しています。
同農法の特徴は、土壌の生物を排除するのではなく、共存して活用すること。
土中の生物たちが作り出した酵素には、植物が水や栄養を吸収しやすい環境を整え、植物の健康的な成長を促す効果があります。
@FARMのいちごが元気で美味しそうなのは、まさにこの酵素のおかげ。
酵素パワーにより、@FARMのいちごは病気や害虫に強くなりました。そして必然的に、使用する農薬の量の削減にも成功。
プロバイオシス農法はいちごにも人間にも優しい農法なのです。
ちなみに、農法の基礎はオランダの視察で学んだそう。そこに日本流の改良を加え、オランダと日本のハイブリッド農法を確立したとのことです。
最先端のICT技術
@FARMのハウスは最新のICT技術を導入しています。
太陽光・水・風・温度・湿度・二酸化炭素・酵素肥料のすべてを自動管理して、作物が光合成しやすい環境を整備。
日々あらゆるデータを記録していちごの状態をチェックし、常に作物にとって最適な環境を保つ努力を続けています。
毎日いちごのことを考えて育てているからこそ、おいしい果実が実るんですね。
大きくて甘いいちごに魅了される。@FARMは最高だった
@FARMでの取材を振り返ってみると、いちご狩り・カフェ・お土産と、どれも大満足のクオリティでした。
むしろ期待以上の展開の連続で、感動しっぱなしだったと言った方がいいかもしれません。いちご好きにはまさに「楽園」のような場所だと思います。
川越インターから10分で行けるいちごの楽園@FARMは、1月3日グランドオープン!みなさんもぜひ足を運んでみてくださいね。
人気間違いなし!いちご狩りスポット @FARMへのアクセス
車でのアクセス
関越自動車道「川越IC」から約10分。県道6号線から少し東へ入ったところです。
公共交通機関でのアクセス
JR・東武東上線「川越駅」から西武バス、新所沢駅東口行き乗車。かすみ町バス停下車、徒歩約5分。
蔵の町からのアクセス
一番街バス停から東武バス、川越駅行き乗車。本川越駅で乗り換え。西武バス、新所沢駅東口行き乗車。かすみ町バス停下車、徒歩約5分。
乗り継ぎが良ければ30分弱で着きます。