川越を代表する銘菓「いも恋」は、川越市内に本社・工場を構える会社、右門(うもん)が製造しています。
その右門で作られたお菓子を販売する店舗が、和菓子店・菓匠右門(かしょう うもん)です。同店はいも恋を買い求める人々で、連日のように賑わっています。
さて、2019年9月現在、菓匠右門は川越市内に6店舗存在するのですが、実はそれぞれのお店が異なる特長を持っていることはご存知でしょうか?
「菓匠右門はいも恋のお店」という先入観からつい見逃してしまいがちですが、各店舗はしっかりと差別化されているのです。
そこで今回は、菓匠右門の店舗ごとの違いをご紹介します。
目次
菓匠右門 工場直売店
特徴
- 名前の通り工場と直結している唯一の店舗
- できたてアツアツのいも恋が食べられる
右門の工場の敷地内にある店舗です。
売り場にあるいも恋はどれもアツアツ(※タイミングにもよります)!工場直売だからこそ味わえる、できたてのモチモチ感は一度食べてみる価値アリです。
売り場の窓から工場内の様子が見られるのも特長のひとつ。会計待ちの間に、つい見入ってしまいます。右門のお菓子作りに興味がある方には一押しの店舗と言えるでしょう。
また、同店では年1回、感謝祭「いも恋フェスタ」を開催しています。右門のアウトレット品の販売や豪華景品付きのくじ引きが大好評。毎年多くの人で賑わう超人気イベントです。
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菓匠右門のお客様感謝祭 いも恋フェスタの盛況振りが凄い
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店舗情報
営業時間:10時~16時(昼休憩あり)
定休日:日曜・祝日
菓匠右門 時の鐘店
特徴
- 店頭でアイスを販売。特にハートがのった可愛いソフトクリームが大人気
- ホカホカのいも恋あり
川越の観光名所、時の鐘のすぐそばにある店舗。いも恋など菓匠右門の人気商品が一通りそろっています。
店頭で販売している”ハートの最中のせソフト”が女性に大人気。Instagramを中心に、SNS上でちょっとしたブームが起きています。
ほとんどの方がこのソフトクリームを買っていくのですが、他にも美味しいアイスが多数ラインナップされているので、ぜひそちらも食べてみてくださいね!
店舗情報
菓匠右門 一番街店
特徴
- 「芋おこわ」など、食事メニューを提供する茶房を併設
- ホカホカのいも恋あり
蔵造りの町の中にある、雰囲気抜群の店舗です。
右門といえばいも恋が有名ですが、実は「芋おこわ」も主力商品の1つ。店舗の奥にある茶房では、ほっかほかの芋おこわが食べられます。
浪漫茶房 右門
菓匠右門 一番街店の奥にある茶房です。
メインメニューは写真の「一番膳」と、うなぎのかば焼き付きの「町屋の膳」、さらに冷しゃぶも付いてくる「本丸御膳」の3種類。いずれも芋おこわがたっぷりと食べられます。
右門の芋おこわの「おいしさ」の秘密は次の3つ。
- モチモチのモチ米
- 農家さんの愛情がこもった、大きめカットのさつま芋
- やわらかく蒸しあげた、醤油だれに漬け込んださつま芋の茎
芋おこわは、店頭でお土産用を購入することもできます。
店舗情報
菓匠右門 川越けんぴ工房直売店
特徴
- 芋けんぴと芋のソフトクリームの専門店
- いも恋は販売していない
揚げたての「川越けんぴ」と「お芋のソフトクリーム」の専門店です。いも恋は販売していません。
芋けんぴは食べ歩き用(「芋みつ」味のみ)とお土産用を販売しています。できたては温かく、芋けんぴらしからぬホクホクとしたやわらかい食感。芋自体も美味しいです。
ソフトクリームにも芋けんぴがトッピングされています。時の鐘店のソフトクリームに似ていますが、サイズはこちらの方が大きいです。芋けんぴの熱でアイスが溶けやすいので注意!
店舗情報