川越のお土産といえば、いも恋や長い麩菓子などが有名ですが、甘いものが苦手な人には川越生まれの箱ラーメンがおすすめです!
今回は小江戸 蔵里のお土産売り場でも買える、川越発の箱ラーメンを作ってみました。
出汁が命!川越中華そば
川越を代表する老舗乾物店「轟屋」と、創業250年の歴史を誇る「松本醤油商店」のコラボにより誕生した「川越中華そば」セット。
麺の他に、醤油だれパックと出汁パックが入っています。
醤油だれには、松本醤油商店の「天保蔵」(天保元年から使用している醤油蔵・醤油桶で醸造)を使用。
出汁パックには轟屋厳選の海産物と椎茸の合計15種の乾物が入っており、これを10分間煮出してスープを作ります。
出汁パックの中身
のどぐろ煮干 | アジ煮干 |
ブリ節 | 椎茸 |
えそ煮干 | アゴ煮干 |
かます煮干 | 昆布 |
サバ煮干 | 片口イワシ煮干 |
サンマ煮干 | イカ煮干 |
マイワシ煮干 | タイ煮干 |
うるめイワシ煮干 | - |
※いずれも天然の素材を使用しているため、時期や状況によっては変更される場合もあります。
2人前入りで1,080円(税込)です。
動物性油脂、保存料、化学調味料は使用していません。
購入ページ(轟屋オンラインショップ)
大きな出汁パックが特徴
さっそく箱を開けてみます。
セット内容は、中華麺(乾、2人前)・醤油だれ(油入り)パック×2・出汁パック×2・説明書×1。
まずは、約700ccの水に出汁パック1袋を入れ、沸騰後に弱火~中火で10分かけて煮出します。
出汁パック。
密閉袋の封を切ると、出汁の香りが辺り一面に広がります!
煮出している最中に、灰汁が出てきた場合は取り除いてください。
(出汁パックを煮出している裏で、麺を茹でる準備を進めておきましょう。)
出汁パックから取れた出汁。
これだけでも十分に美味しいです。
(このタイミングで、沸騰した湯の中に麺を投入してください)
出汁が取れたらどんぶりに醤油だれを入れ、熱々の出汁を注ぎましょう。
目安はどんぶりの5~6分目くらいまでですが、出汁は必ず余ります。
好みに応じて出汁の量を加減して、スープの濃さを調整してください。
麺が茹で上がったら、好きな具材をのせて完成です。
盛り付けている最中も漂う、出汁の香り。
スープは魚介出汁がとても強いです。
醤油だれもかなり濃厚で美味なのですが、明らかに出汁の方が勝っていました。
味のタイプはあっさり系。
飽きがこないので、いくらでも食べられそうです。
使用後の出汁パックは他の料理に
使い終わった出汁パックは、もう1度700ccの水で煮出せば、二番出汁として他の料理に利用できます。
今回はお吸い物を作ってみました。
二番出汁ですが、一番出汁と同じくらいの濃さの出汁が取れます。
いつものお料理が料亭並みの味にレベルアップするのでおすすめですよ!
夫も「いつもと違う!お店の味っぽい」と驚いていました。
味付けは、薄口醤油を数滴たらしただけ。
ほぼ出汁の味だけでしたが、本当に美味しかったです。
試しに三番出汁まで取ってみましたが、これは好みが分かれるところかもしれません。
私は十分美味しいと思いましたが、濃い風味が好きな人にとっては物足りない味だと思います。
川越中華そばが買える場所
オンラインショップ
轟屋のオンラインショップ、松本醤油商店のオンラインショップから購入できます。
店舗で購入する
轟屋・松本醤油商店・小江戸蔵里の各店舗で販売しています。
轟屋
松本醤油商店
小江戸蔵里
一般的なインスタントラーメンよりは手間がかかりますが、それだけの価値は十分にあります。
川越土産にぜひ買ってみてくださいね。