川越・昭和の街商店街の奥深さを全力で堪能できるイベント「昭和の街の感謝祭」。蓮馨寺の境内を中心に、商店街の各所で様々な魅力あふれる企画が催されます。
昭和の街の感謝祭2019
9月1日(日)、蓮馨寺の境内で12時00分~20時に開催されます。
- 豪華景品が当たる大抽選会
※500円分の買い物で補助券1枚付与。補助券2枚でビンゴカードと交換可能です。ビンゴの抽選会は17時~で、景品は四万温泉ペアチケットなど。 - コエドビールが飲める!
- アコースティックライブ
- 昭和の街全域で感謝セール
- 昭和の遊び体験
- フラフープ大会
運営者一押しのランチ店リストはこちら >>
「昭和の街の感謝祭」とは
川越の中心街にはいくつかの商店街があり、それぞれ異なる時代をモチーフとしています。
- 江戸時代がテーマの「蔵造りの町」(一番街商店街)
- 大正時代がテーマの「大正浪漫通り」
- 昭和がテーマの「昭和の街商店街」(蓮馨寺の周辺)
- 平成がテーマの「クレアモール商店街」
「昭和の街の感謝祭」は、その名の通り「昭和の街商店街」で開催されるイベントです。
同商店街は、現代でも昭和時代の面影を色濃く残しているとても魅力的なエリアなのですが、一方で”寂れた商店街”という側面も持っていました。しかし、3年ほど前から地元の学生による企画や、商店街をあげてのイベントが頻繁に行われるようになり、今日ではどこよりも活力あふれるエリアとなっています。
そして、商店街の活性化と共に「昭和の街の感謝祭」の規模も年々拡大を続けており、今では丸1日遊べるイベントにまで成長しました。
「昭和の街の感謝祭」は、観光のついでにブラっと立ち寄っても十分楽しめるお祭りです。蔵の町や大正浪漫夢通りにも近いので、ぜひ参加してみてくださいね。
昭和の街はこの辺り
- JR・東武東上線「川越駅」から徒歩約20分
- 「川越駅」東口から東武バス乗車「中原町」「蓮馨寺前」下車、徒歩0分
「昭和の街の感謝祭」で古き良き時代の温もりに触れる
2016年9月10日に開催された「昭和の街の感謝祭」の様子です。
蓮馨寺に到着したのは12時頃。すでに境内はかなり賑わっていました
商店街沿いにかけられていた「昭和の街の感謝祭 Tシャツ」。
19年追記:今やすっかりイベントを象徴する存在となりました。
昭和の街のお店でコッペパンの具を買おう!
今回の目玉は、初登場・コッペパンの配布イベントです。1人1個ずつ無料でもらえるコッペパンを持って昭和の街へ行き、「コッペパンの具」(100円)を挟んでもらいます。
19年追記:今では、コッペパンイベントは「感謝祭の企画の1つ」ではなく、独立したイベントとなりました。
コッペパンの配布場所には、長い行列ができていました。
コッペパンをゲット。パンは汚れないよう紙で包まれていました。では、さっそくコッペパンの具を買いに行きましょう!
具はどれも大変魅力的…。
和菓子&カフェ 彩乃菓 AYANOKA | あんバタ |
おむすびとワッフルの店 福々スタンド | クランベリーホイップ |
トシノコーヒー | コーヒークリーム |
大黒屋食堂 | 焼きサバ/オムライス(各150円) |
十一屋肉店 | 自家製メンチ(150円)/自家製コロッケ(110円) |
まことや | やきそば |
散々目移りした結果、今回はクランベリーホイップを挟んでもらうことにしました。
蓮馨寺すぐそばの福々スタンドへ。このお店で初めてお買い物をしました。
19年追記:この日を境に、私はこのお店の常連となります。
店頭に「コッペの具」のポスターが貼られています。
コッペの具を注文すると、店員さんがパンを切り、クランベリークリームを入れてくれました。
クランベリー果実がたっぷりと入ったクリームは、甘酸っぱくて爽やかな味わい。夏日にはぴったりでした。
商店街のお店を巡る、おつまみ買い出しスタンプラリー
16年度のメインイベントは、おつまみ買い出しスタンプラリー。
昭和の街の商店街でおつまみや飲み物を購入すると、スタンプを1個もらえます。そのスタンプが3個集まったら、景品と交換してもらえる仕組みです。
コッペの具を挟んでもらった福々スタンドでもスタンプを1つゲットしました。
カフェ1g(アンジー)
2つ目のスタンプをもらうためカフェ1gへ。
19年追記:同店は19年8月に川越駅西口方面へ移転しました。現在、この場所ではカジュアルレストラン「dining kitchen LIFE」が営業しています。
こちらではスミノフレモネードがスタンプ対象商品となっています。レモネードはアルコール有・無を選択可能。今回はアルコール有を注文しました。
購入したスミノフレモネード。あまりにも喉が渇いていたので、受け取った瞬間にうっかり飲んでしまいました。
このレモネードはびっくりするくらい美味しかったです!一口飲んで、思わず「うまっ!」と声を発してしまいました。
スナック れん
今度はおつまみの買い出しです。「せっかくだから、普段は絶対に入らないお店に行こう」ということで、「スナック れん」へ。
「スナック れん」は蓮馨寺の目と鼻の先にあるお店です。
こちらのスナックは昼も営業しており、”知る人ぞ知る侮れないランチ店”として支持されています。
店内の様子。
「一般社団法人 全日本スナック連盟」会長の玉袋筋太郎氏(浅草キッド)の賞状を見つけました。日付は平成27年11月6日。そこまで古いものではないようです。
こちらにはポテトサラダを買いに来たのですが、ママさんが「焼きおにぎりとか切り干し大根も持ってって良いよ」と言ってくださいました。
お言葉に甘えようとしたところ、厨房から揚げたての天ぷらが登場。これは食べるしかありません。
ママさんはとても気さくで話しやすい方でした。天ぷらも美味しい!
スタンプ交換で景品ゲット!
スタンプが3個貯まったので、景品と交換してもらいました。景品のラインナップは、COEDOビール缶1本・川越唐桟(とうざん)、お菓子袋など。
今回は川越唐桟のポーチをいただきました。
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賑やかな蓮馨寺の境内
蓮馨寺の境内には多くのお店が出ており、飲食スペースも充実していました。
お酒とおつまみ、野外ライブ。居心地は最高です。
川越の地ビール、COEDOビールも販売。川越黒豚を専門に扱う「ミオ・カザロ」のお店もありました。
食べ物系のお店だけでなく、小物や雑貨のお店も。
昭和の遊びコーナー
ちびっ子たちに人気だった「昭和の遊びコーナー」。輪投げやめんこ、フラフープなど、懐かしの玩具がいっぱい揃っています。
夕方以降はまた違った雰囲気に
17時を過ぎると、境内はちょっとずつ大人なムードに……。
みなさん昼間からお酒を飲んでいるので、ほろ酔い気分の大人たちばかりです。初対面なのに盛り上がっているテーブルもちらほら。
私ももう少し飲みたかったので、お酒とおつまみを追加しました。「ワインスタンド PON!」の白ワインと、「紅茶浪漫館シマ乃」のおいものチーズケーキ(スティック)です。おいものチーズケーキは甘さ控えめでお酒にぴったりでした。
境内ライブ
今回、特に盛り上がったのがABE-KOBA(アベコバ)のライブです。
盛り上がったというよりは、観客が圧倒されていたと表現した方が正確かもしれません。
ABE-KOBAはアコースティックギターの男性デュオです。阿部×小林でアベコバなのだとか。彼らは5人グループのDiango Rhythm(ジャンゴ リズム)の中心メンバーとしても活躍しています。
そんな2人のオリジナル曲は、TVやラジオのBGMによく使われているそうです。今回のライブでは、テレビ東京「美の巨人たち」のエンディング曲「情熱」を披露してくれました。
演奏後はアンコールの嵐。本当にカッコよかったです!
アベコバ・ジャンゴリズムの音楽を聴いてみたい方はこちらからどうぞ。
昭和の街 なつかし写真館
蓮馨寺の入り口に設けられていた、昭和の街商店街の「なつかし写真館」コーナー。昭和の街の今と昔を比較できます。
cafe1g(19年8月現在、LIFE)の店舗。昔の面影が残っています。
連雀町の交差点。「今」の写真は2000年に撮影されたものでした。現在はまた街並みが変化しています。
こちらは大正浪漫夢通りの今と昔。かつては「銀座商店街」というアーケード街だったそうです。このアーケードは平成7年に撤去されました。
年々パワーアップしている「昭和の街の感謝祭」。川越の夜のイベント「夜よる川越」とあわせて、気軽に参加してみてくださいね。
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