毎月28日に開かれる成田山の蚤の市。色鮮やかな羽織や帯、お洒落な海外アンティーク品など、様々な骨董・古民具が売られています。
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成田山川越別院本行院とは
千葉県成田市にある大本山成田山新勝寺の別院。
創建は江戸時代末の嘉永6年(1853年)。
真言宗密教の寺院で、不動明王を本尊としており、眼病平癒・交通安全にご利益があります。
毎月28日に境内で蚤の市が開かれています。
アクセス
最寄り駅は西武新宿線「本川越駅」。徒歩20分くらいです。
東武東上線・JR川越線「川越駅」からは30分弱かかります。
徒歩が辛い方にはバスがおすすめ。
「西武バス(南古谷駅行き)」、もしくは「小江戸名所めぐりバス」に乗り、「成田山前」で降りてください。
「小江戸巡回バス」に乗った場合は「喜多院」で下車です。
成田山別院 蚤の市の日程など
開催日 | 毎月28日(雨天決行) |
時間 | 5:00~16:00 |
出店数 | 100店以上 |
入場料 | 無料 |
駐車場 | 専用駐車場は無し。近くにコインパーキングあり。 |
蚤の市とは
早い話が骨董市。
蚤の市の起源は、ヨーロッパの教会や市庁舎前広場などで広かれていた古物市です。
「marché aux puces」(フランス語)、「flea market」(英語)などと呼ばれ、元々は蚤のわく様な古着が売られていたことに由来しているだとか、蚤の様に方々から人が集まる様子を表しているだとか…。
色々な説はありますが、語源は定かではありません。
日本でも、各地で蚤の市は開かれているのですが、「蚤」という単語に不潔なイメージがあるため、「ボロ市」「ガラクタ市」といった名前がよく使われています。
また、若者・ファミリー向けの大規模イベントとして開催されるものを、「フリーマーケット(和製英語)」と呼んでいます。
成田山の蚤の市の様子
先日、箸置きが割れてしまったので、新しい箸置きを探しに来てみました。
境内の外
10時過ぎに到着。
食器類に
小物・おもちゃ類。
よく分からないコップ!ちょっと欲しかったです。
しまいには、お向かいの民家の塀にまで商品が並べられていました。
唯一見つけた箸置き。艶めかしい…。
結局、買わなかったです。
境内
反物を扱っているお店が多かったです。
モノによりますが、一着1000円~のお店もちらほら。
この籠の中の商品は大体1枚1000円。
工具や農具のお店は男性に人気がありましたね。
お客さんたちがひとつひとつ手に取って、真剣に品定めしていました。
こういうバッグって高いんですよね。
でも蚤の市なら破格で買えます!
柘植(つげ)の櫛とかんざし。
無造作に置かれていますが、どれも高級品。
本殿の階段下もお店で埋め尽くされています。
一見、商売に不利そうな場所ですけど、真夏の暑い時期は日陰になるから店番しやすいのかも…。
ランチは蚤の市限定カレー!
蚤の市の日にこのお店へ来たら、注文すべきはカレーライス!
カレーライスを食べられるのは、毎月28日限定なんです。
正直、「レトルトっぽいカレーなんだろうな」と思っていたんですが…。
しっかり作り込まれているカレーで、コクがあって美味しかったです。
ちょっと驚きました。
「レトルトに違いない」とか思っててすみませんでした。
またこのカレー目当てに来ようかな。
ちなみにご飯の量は結構あります。
ルーで隠れていますが、お皿一面にご飯が盛られているので、人によってはちょっと食べるのが大変かも。
成田山川越別院については、こちらの記事でも取り上げています。
全部めぐれば無敵になれる!川越願いごとめぐり③