1年中 川越まつりの暑さを体感出来る川越まつり会館。「川越まつりに行きたいけど無理そう」「川越まつりについてもっとよく知りたい!」そんな人におすすめのスポットです。
川越まつりについてはこちら
川越まつりの楽しみ方|山車や屋台・交通規制・駐車場情報を確認!
川越まつり会館とは
川越まつり会館は、川越まつりで実際に曳かれる山車の展示を見たり、まつりに関する歴史などを学べる資料館です。
山車は常に2台展示されており、定期的に入れ替えられます。
まつり会館の最深部には大型スクリーンがあり、まつり当日の様子を約6分にまとめた映像が常時流されています。
日曜や祝日にはお囃子の実演もあるので、お子様連れの方にもおすすめです。
会館時間
4月~9月 | 9:30~18:30(入館は18時まで) |
10月~3月 | 9:30~17:30(入館は17時まで) |
休館日
- 毎月第2、第4水曜日(休日の場合はその翌日に休館)
- 12月29日~1月1日
- その他、臨時休館日
観覧料
一般 | 300円(団体240円) |
小中学生 | 100円 |
※川越市民の日(12/1)は、"市民の歴史学習のため"、入館料が無料となります。
アクセス
川越まつり会館を散策
まつり会館入り口。
公共施設っぽい外観のためか、通り過ぎてしまう人が多いです。
館内へ。
各町の提灯が展示されています。
まつり当日、お囃子に参加する人たちの必須アイテムです。
館内は徐々に暗くなっていきます。
ぼやーっと壁に映し出される絵。
ちょっとびっくりします。
資料が展示されている廊下。
川越唐桟(とうざん)の染め抜きで紹介されています。
川越唐桟(とうざん)とは
唐桟とは、江戸時代以降にヨーロッパから日本にもたらされた、紺地に朱や青、茶色などの縦縞の入った木綿織物のことです。 唐桟は袴や晴着、羽織の素材としてよく使われ、大奥でも重宝されていたそうです。 もともと川越には夏袴の袴地として人気があった「川越平」を織る技術力がありました。 そんな川越唐桟ですが、明治26年の川越の大火以降は衰退の一途を辿り、大正時代頃にその文化が途絶えてしまいました。 現在、川越唐桟は川越市内の呉服屋さんで購入することが出来ます。 こんな小物もあります。
販売元:鼠屋ちゅう吉 |
「まつりへの思い」コーナー。
川越まつりに携わる人々の様々な思いやこだわりを知ることが出来ます。
「会所」。
神様と人、人と人が出会うまつりの指揮所です。
まつりにまつわるリアルな会話が再現されています。
右端には太田道灌の名前も。
文武両道の名将、太田道灌。川越城を築城した男が遺した足跡
一番広い「山車展示ホール」へ。
実際にまつりで曳かれる本物の山車2台を。定期的に入れ替えながら展示しています。
まつり当日にはじっくりと見られない山車も、ここでは間近で鑑賞出来ます。
川越市(猩々)
岸町二丁目(木花咲耶姫)
ホールの中央には大型スクリーンがあり、まつり当日の映像がエンドレスで流されています。
ホールの2階から。
穴を覗くと、山車に乗っている人たちの視点を体感出来ます。
結構怖いです。
さて、ここまでの写真はかなり明度を上げたものを載せてきましたが、実際のホールはこのくらいの暗さです。
かなり暗いので足下に注意。
ホールを出ると山車の車輪が展示されていました。
触ってみたくなりますが、お触り厳禁です。
お囃子の聞き比べコーナ-。
ボタンを押すと、ヘッドホンから各流派のお囃子が流れてくるそうです。
子供たちに大人気で、私の番はまわってきませんでした・・・。
羅陵王(ラリョウオウ)の山車の模型。(1/7サイズ)
川越まつりに参加する山車のうち最古のもので、1861年~1863年頃にかけて、仲秀英が制作したものだそうです。
山車の頂上には羅陵王(=蘭陵王。中国南北朝時代の皇族出身の武将)の人形が乗っており、人形が着けている面は、面師 有吉長門正が打ったものです。
その他、会館内には「川越まつり写真コンクール」の入選作品の展示、視聴覚室での映像視聴などがあります。
「今度、川越まつりに行くから予習したい!」「川越まつりが面白かったから、もっとよく知りたい」という方は、ぜひ一度足を運んでみてください!
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