クラフトビールの製造・販売を手掛けるCOEDO(コエド、埼玉県川越市)は、「祭エール -Matsuri Ale-」を2021年2月15日に発売しました。
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2021年度の川越まつりに向けて COEDO「祭エール」登場
新型コロナウイルスの流行により中止となってしまった20年の川越まつりを応援し復活を祈念するため、特別醸造したというクラフトビールです。
売上の一部は祭り開催に向けて、川越市に寄付されます。
ラベルには平成4年の川越まつりのポスターのデータを使用。毎年作成される同祭りのポスターの中で、唯一のイラスト版です。
また、自分の願い事やお祭り応援メッセージを書いてSNSに投稿する「COEDO短冊」も付いています。
原材料は麦芽、川越市産の米、ホップ(テトナンガー、サファイア)。アルコール度数は5%です。
淡く明るい黄金色と清らかな苦味、ヨーロッパに伝わるノーブルホップによる柔らかいアロマが特徴。また、米を使うことで、すっきりとした飲み口と調和の取れた味わいに仕上げています。
全国の酒販店、飲食店で販売予定。
通年販売の商品ですが、月間製造本数に限りがあるとのことです。
21年2月15日追記
川越駅西口のU_PLACE 1階、COEDO KIOSKでの販売と、COEDO BREWERY THE RESTAURANTでの提供を確認しました。
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川越駅西口・複合施設U_PLACE(ユープレイス)が凄い!
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ALE(エール)で祭りにYELL(エール)を送る
U_PLACEのCOEDO KIOSKで、本日発売の「祭エール -Matsuri Ale-」を購入。
今夜さっそく開けてみます!#川越 pic.twitter.com/es1eqS3nqM— 川越 水先案内板(富築) (@kawagoemizusaki) February 15, 2021
「祭エール」の商品名には、ビールのエール(ALE)と応援を意味するエール(YELL)の2つ意味が込められています。
同ビールの種別はペールエール。エール(ALE)とは、約20度の中温度帯を好む上面発酵酵母で醸し出すビールのことを指します。
過去にもCOEDOは、様々な団体の記念日に向けて特別な”アニバーサリー”エールを醸造し、エールを送ってきました。
「COEDO MATSURI YELL PROJECT」スタート!
COEDOが応援するのは川越まつりだけではありません。
同祭りを第1弾として、開催中止を余儀なくされた全国各地の祭り復活に向けてエールを送る、「COEDO MATSURI YELL PROJECT」が始動します。
日本の祭りへの精神性の現れとも言える現地の米をテーマに、特別なビールを醸造していくとのことです。
川越まつりとは
川越まつりは、毎年10月第3日曜日とその前日の土曜日に行われる、川越氷川神社の祭礼です。
慶安元年(1648年)、当時の川越城主・松平伊豆守信綱が、氷川神社の祭礼を奨励したのが始まりであるといわれています。その歴史はなんと370年以上!
常陸國總社宮大祭・佐原の大祭とともに関東三大祭りのひとつに数えられており、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。
2016年には「川越氷川祭の山車行事」として、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されました。
▼川越まつりについて学びたい方は川越まつり会館へ
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川越まつりの裏事情がわかる郷土博物館!川越まつり会館
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