2025年4月25日、アクアパーク川越がクレアモールにオープンしました。
100種類以上の生き物と出会える生き物系体験施設です。熱帯魚や爬虫類などを間近で見られるほか、生き物に直接触れたり、ごはんをあげたりすることもできます。
また、館内のアクアリウムカフェには、生き物がモチーフの可愛いカフェメニューもいっぱい。
アクアパーク川越は、五感を通じて生き物との触れ合いを楽しめる施設です。
目次
運営者一押しのランチ店リストはこちら >>
生き物と人を繋ぐ場所 アクアパーク川越がオープン!
アクアパーク川越は、アクアリウムカフェを中心とした生き物系体験施設です。
大型トカゲやイグアナなどを間近で見られる迫力満点の展示エリアや、愛らしい動物たちと直接触れ合えるコーナー、コイやカメにごはんをあげられるウォーターガーデンなど、子どもも大人も楽しめる体験スポットがいっぱいあります。
※ 動物の体調や天候によっては、展示やイベントが中止もしくは変更となる場合があります。
館内で出会える生き物の数は100種類以上!
アクアリウムカフェでは、生き物をモチーフとした可愛いカフェメニューも堪能できます。屋上には開放的なテラス席も。
アクアパーク川越は、生き物たちに癒されるだけでなく、「生き物や自然のもつ大きな魅力」も学べる施設です。
施設の構成
- 屋上:ウォーターガーデン
- 5階:受付、アクアリウムカフェ
- 4階:エキゾチックアニマル展示、ふれあいコーナー
アクアパーク川越の料金
館内では写真のコインを通貨として利用します。
アクアパーク川越の料金(税込)は以下の通りです。
- 一般:2,000円(コイン1枚付き)
- 小学生以下:1,000円(コイン1枚付き)
- 3歳以下:無料
学生は、学生証の提示でさらにコイン1枚がプレゼントされます。
追加でコインを購入する場合の料金は以下の通りです。
- 1枚:500円
- 5枚セット:2,000円
※ 500円お得 - 10枚セット:4,000円
※ 1,000円お得
アクアパーク川越を運営するGaia Japanと生き物への想い
アクアパーク川越の運営会社であるGaia Japan株式会社は、川越市内にオフィスを構えています。
主な事業内容は、アクアリウム事業やエキゾチックアニマル展示ふれあい事業、飲食事業、リフォーム仲介事業です。
代表取締役社長の黒田宇(くろた たか)氏は、子どもの頃から生き物が好きだったのだそう。そして、その魅力を多くの人に知ってもらうべく、アクアパーク川越を運営する会社を立ち上げたと言います。
歴史と現代が調和する街「川越」を選んだ理由は、同社が目指す「生き物と人を繋ぐ場所を作りたい」という理念と重なったため。
歴史ある街並みを残しつつ、新しいものも柔軟に取り入れている川越は、生き物や自然の大切さを伝える場所として理想的だと考えたのだそうです。
アクアパーク川越の館内をちょっとだけ紹介!
2025年4月11日、アクアパーク川越の関係者向けプレオープンにお邪魔しました。
今回は5階のアクアリウムカフェと、屋上のウォーターガーデンを見学します。
グランドオープン後の様子はこちら!
まずは5階で受付
アクアパーク川越の受付はビルの5階にあります。
エレベーターで5階までのぼりましょう。
エレベーターのドアが開くと、さっそく目の前にカクレクマノミの大きな水槽が。
カクレクマノミは全国の水族館で大人気の海水魚です。間近でゆっくりと観察できるのは嬉しいですね。
こちらが受付カウンターです。
店名の左側に描かれているのは、アクアパーク川越のシンボルマークであるイチゴヤドクガエル。熱帯雨林に生息する毒を持った小さなカエルです。
受付で入場チケットを購入し、リストバンドとコインを受け取ります。
このリストバンドをなくすと入場チケットの再購入が必要になってしまうため、注意してください。
アクアパーク川越では京セラ製の「CERAPHIC いきもの電球」を使用しています。自然光に近い、生体に優しい光を再現するLED照明です。
CERAPHICブランドの照明は、全国各地の水族館や動物園などで採用されています。
アクアリウムカフェのおすすめカフェメニュー
館内のアクアリウムカフェでは、優雅に泳ぐ熱帯魚などを眺めつつ、ゆったりとくつろぐことができます。
カフェテーブルはなんとテラリウム。
ドリンクを飲みながら、上からも横からも海水魚をじっくり観察できます。
もちろん椅子も用意されているので、座って飲食することも可能です。
メニュー表の大きい画像はこちら。(新しいタブで開いてください)
ドリンクメニューはコーヒーやジュースをはじめ、カラフルなソーダフロートやシェイクなど。川越のクラフトビール、COEDOもありました。
フードメニューは、「どうぶつドーナツ」や「いきものクッキー」、「アクアパフェ」など。アクアパーク川越らしい、可愛いスイーツばかりです。
どれも魅力的で迷ってしまったのですが……、今回いただいたのはこちら。
アップル味の「オーシャンゼリー」とヘビのどうぶつドーナツです。
そして、ドリンクはCOEDOビール。せっかくなので川越らしいものをいただきました。
ヘビのどうぶつドーナツのモチーフはボールパイソン(ボールニシキヘビ)。カフェエリアに本物がいます。
2匹のヘビは模様こそ違うものの、どちらもボールパイソンです。ドーナツのモデルになっているのは、奥の白ヘビの方ですね。
彼らはサバンナに生息しており、驚くとボールのように丸まる習性があるのだそう。
ぜひドーナツを食べながら、ゆっくり観察してみてください。
その他のどうぶつドーナツはこちら。
イチゴヤドクガエル(左上)、コバルトヤドクガエル(右上)、サメ(左下)、カメ(右下)です。
これらのどうぶつドーナツを作っているのは、動物モチーフのドーナツが大人気のイクミママさん。
🐈イクミママのどうぶつドーナツ🐈は
安心安全な原材料にこだわります口に入れる物だから
主原材料の
🌾産地
🏠会社
を全て公開しました🥚平飼い有精卵
🧈北海道産のよつ葉バター
🌾江別製粉の北海道産小麦
などを使用ヤシ油と菜種油を配合油を
毎日全て廃油する事で… pic.twitter.com/G56SWEac4R— イクミママのどうぶつドーナツ!《公式》 (@ikumi_mama) April 4, 2025
アクアパーク川越で提供しているどうぶつドーナツは、同店限定販売です。
テイクアウトも可能なので、お土産にもおすすめですよ。
オーシャンゼリーはとってもおしゃれ。手前の砂糖菓子と一緒にいただきます。この砂糖菓子はカフェのカウンターでも購入可能です。
ゼリーの底をよーく見てみると……
海!海が広がっています!! 何てロマンのあるゼリーなんだ……。
味もさっぱりしていて食べやすいのでおすすめの一品です。
こちらはお土産として購入したいきものクッキー。レオパことヒョウモントカゲモドキ(上)とウーパールーパーの幼体(下)です。
クッキーはいきものクッキーデザイナーのkurimaroさん製。
他にも気になるクッキーがたくさんありました。
カフェのカウンターの横にも立派なテラリウムがあります。
こちらはミドリニシキヘビがいるテラリウム。木の上に巻き付いていました。
他のテラリウムの中にも様々な生き物がいるので、現地で探してみてくださいね。
トイレにも広がる素敵空間
アクアパーク川越は、なんとトイレの中にもテラリウムがあります。
トイレなのに快適すぎる……!これは長居しないよう注意が必要ですね。
トイレは全3ヶ所。それぞれテラリウムのデザインが異なります。
これが中央のトイレ。
そして、奥のトイレではクラゲが優雅に泳いでいます。本来の用事を忘れて、つい見入ってしまいそうな光景です。
トイレの向かいにあるバスルームも注目ポイント。こちらにも大きな水槽があります。
さらに奥へ進むとリビングルームが。ここにも巨大な水槽がありました。
川越市街地を一望できるテラスエリア
アクアパーク川越の屋上には、開放的なテラスエリアがあります。
屋上から見た景色。天候や時間帯によっては、なかなかの絶景になりそうです。
屋上にもたくさんの水槽がありました。
ニシキゴイの水槽。エサやり体験ができるそうです。
こちらも同じくエサやり体験ができるカメ。日向ぼっこをしていました。
ちなみに今回は見られませんでしたが、4階ではケヅメリクガメという比較的大きなカメのエサやり体験もできます。
一見、何もいないように見えるこの水槽は、川越の水場を再現したものだそうです。実際はフナなどがいたのですが、俊敏すぎて撮れませんでした……。
こちらの水槽にいるのはドクターフィッシュ。人間の皮膚の古い角質を食べてくれる、あの魚です。
この水槽には手を入れることができるそう。
まだドクターフィッシュを試したことがない方は、ぜひアクアパーク川越で体験してみてください。あの痛気持ちいいようなくすぐったいような感覚はクセになりますよ。
アクアパーク川越×ダンゴちゃんねるコラボ水槽
カフェエリアにはたくさんの水槽がありますが、その中のひとつにYouTuberのだんごむすめさんとのコラボ水槽があります。
だんごむすめさんが運営するダンゴちゃんねるは、小さくて丸みのある体ととぼけた表情が魅力的なダンゴウオの専門チャンネルです。
ダンゴウオの可愛さだけでなく、飼育のコツや豆知識なども配信しています。
アクアパーク川越のダンゴウオは、だんごむすめさんが提供されたそうです。
グランドオープン後のアクアパーク川越へ
2025年4月25日、グランドオープンを迎えたばかりのアクアパーク川越へ足を運んでみました。
※ プレオープン時の様子はこちら!
階段の前に立派な看板ができています。
5階(受付・カフェエリア)
まずは5階の受付とカフェエリアへ。
プレオープン時から大きくは変わっていませんが、オシャレな椅子が増えていました。カフェタイムをより快適に楽しめそうな空間に。
今回カフェでいただいたのは、イチゴヤドクガエルのドーナツとアイスコーヒーです。
ドーナツは名前の通りイチゴ味。コーヒーによく合いました。
次に、カフェエリアの奥にあるリビングルームへ。
プレオープン時は何もいなかった水槽の中に、たくさんの魚が泳いでいました。
魚を眺めながら、ゆったりとくつろげそうな空間です。ついウトウトしてしまうかも……。
屋上(テラスエリア)
見晴らしの良いテラスがある屋上へ。カフェで買ったものは、ここでも食べることができます。
屋上ではコイや大型魚へのエサやり体験や、ドクターフィッシュ体験、コールダックの抱っこ体験などが可能です。
いずれも館内通貨のコインが必要なので、5階の受付や屋上のカウンターで購入してください。
🐸☀️皆さんこんにちは🌞🐸
本日も元気にオープンしています❕本日の営業時間はこちら💁♀️
11:00~19:00(最終入場18:30)2枚目は本日の体験メニューでございます♪
※天候や生き物達の体調により変更ございますのでご了承ください。#アクアパーク川越 pic.twitter.com/jaZur3yvlh— アクアパーク川越 (@aquaparkkawagoe) April 28, 2025
コールダックの抱っこ体験
今回はコールダックの抱っこに挑戦してみました。
抱っこできる時間は3分間。ベンチに座ると、スタッフの方が膝の上にそっとコールダックをのせてくれます。
ふんわりと包み込むように、優しく触れてあげましょう。
コールダックは世界最小のアヒルといわれています。体長は約30cmで、一般的に想像されるアヒルの4分の1程度の大きさです。
アクアパーク川越には、雄と雌の2羽のコールダックがいます。
雌雄を見分けるポイントは尾羽。スタッフさんのお話によると、オスは尾羽がカールしており、メスは尾羽がまっすぐ伸びているそうです。
……同じに見える……。
取材時はまだ時期が悪く、違いがほとんど見られませんでした。しばらくすれば、雌雄の差が尾羽に分かりやすく現れるそうです。
こちらはコールダックの抱っこ中に来てくれたリクガメ。
不定期開催ですが、屋上ではリクガメへのエサやり体験も可能です。
コイのエサやり体験
次に挑戦したのはコイのエサやり体験です。
カウンターで紙コップに入ったエサを受け取り、さっそく水槽へ向かいます。
水槽の端で静かに泳いでいたコイたちが……
エサを撒いた途端に全力で集まってきました!まるで人気者になったかのような気分です。
コイのエサやり体験は、年齢を問わず誰でも気軽に挑戦できます。
「アクアパーク川越に来てみたけど、体験メニューに挑戦するのは何だかためらってしまう……」という方は、まずコイのエサやり体験から始めてみると良いかもしれません。
また、コイを間近で見てみたい人にとっても打ってつけのスポットです。
エサやり体験後、コイのエサが入っていた紙コップは屋上のゴミ箱へ。
4階(展示・ふれあいエリア)
プレオープンでは見られなかった4階の展示・ふれあいエリア。
爬虫類などを間近で観察できるほか、フロアの奥ではカメのエサやり体験なども可能です。
4階の部屋に入ると、迫力のある大型水槽がお出迎えてくれます。
小型の爬虫類たちは非常に活発に走り回っていました。上の写真は1分ほど粘ってようやく撮れた奇跡の1枚です。
一方で、石のごとく動かない子もいれば……
カメラを向けると何故かこちらに寄って来てくれるアイドルのような子も。
4階の奥、透明な扉の先に体験エリアがあります。入退室は自由ですが、体験に必要なコインは扉の前にあるカウンターで買うことができるので、入室前に購入しておくとスムーズです。
この部屋の中で体験できるのは、大型爬虫類やヘビ・トカゲとのふれあい、金魚すくい、カメのエサやりなど。
金魚すくい体験では、すくった金魚を持ち帰ることができます。ただし、どうしても飼育が難しい場合は、その場でリリースすることも可能です。
他のお客さんたちが挑戦していたヘビやトカゲとのふれあいコーナー。ふれあい体験中は、常にスタッフの方がサポートしてくれます。
子どもたちも初めての体験にとても喜んでいる様子でした。
カメのエサやり体験
今回はカメのエサやり体験に挑戦してみました。
スタッフの方に声をかけ、エサとトングを受け取ります。
エサをあげられるカメスポットは全3ヶ所。順番にまわってみました。
まずは大きなケヅメリクガメへのエサやりです。
ケヅメリクガメは世界で3番目に大きなリクガメ。食欲旺盛かつ活発で、力も強いといわれています。
アクアパーク川越にいるケヅメリクガメもまさにその通りで、私が差し出した野菜をムッシャムッシャとよく食べてくれました。
次にエサをあげたのは、こちらの小さなカメたちです。子どもたちに大人気でした。
小さくてもよく食べます。あっという間にニンジンを食べきってしまいました。
最後はこちらのアカアシガメ。暖かく湿った場所を好むカメです。
とても良い食いつきっぷり!ゆっくりペースでしたが、しっかり完食してくれました。
見どころしかない!アクアパーク川越で生き物との新しい出会いを
2025年4月25日11時にグランドオープンしたアクアパーク川越。
プレオープン時点ではまだ準備中のエリアもあったため、限られたスペースのみの取材となりましたが、それでも見どころだらけでした。
グランドオープン後の現在、屋上や4階では金魚すくいやコイ・カメへのエサやり体験、爬虫類とのふれあい体験などが楽しめます。
生き物が大好きな方はもちろん、生き物にちょっとでも興味がある方は、ぜひアクアパーク川越に立ち寄ってみてください。
きっと新しい発見や面白い体験があなたを待っています!
アクアパーク川越のアクセス・営業情報
- JR・東武東上線川越駅 東口から徒歩5分
- 西武新宿線本川越駅 東口から徒歩5分
建物の5階に受付カウンターがあります。
- 平日:11時~19時
- 土日・祝:10時~20時
- 年中無休(臨時メンテナンス休業あり)
当日の営業情報はお店の公式SNSでご確認ください。