2017年のお正月頃から、ヤオコーでは「自社製粒あん」を販売するようになりました。
今回はそのあんこを使って羊羹を作ってみたお話です。
ヤオコーの自社製あんの美味しさ
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ヤオコーのおはぎとカツサンドがガチで美味い件
上の記事でも触れていますが、ヤオコーのおはぎは宮城県秋保温泉「主婦の店 さいち」(スーパー)のおはぎの影響を受けています。
かつてヤオコーの中の人たちは、温泉街一の名物になるほど大人気のおはぎを研究するため、さいちへ弟子入り修行しました。その努力の甲斐あって、しっかり甘いけど後を引かない甘さのヤオコーおはぎは老若男女問わず愛される、ベストセラー商品となったのです。
さて、そんなヤオコーの自社製おはぎですが、2017年1月以降は新たな動きを見せるようになりました。
おはぎのあんこ部分だけを単独で販売する様になったのです。
というわけで、さっそく買ってみました。
ヤオコーのあんこで水羊羹を作ります
この日は1月11日。鏡開きでした。
自社製粒あんMサイズのパック。
大体180g~200gあります。
水羊羹は寒天の溶かし方にさえ気を付ければ、難しくはありません。
水羊羹の作り方
材料
水 | 200cc~300cc(寒天の説明書に従ってください) |
粉末寒天 | 5g |
粒あん | 400g |
手順
- 鍋に水と粉末寒天を入れて火にかけます。スプーンでゆっくりとかき混ぜながら、寒天を完全に溶かし切ってください。鍋が沸騰しても火を弱めず、そのまま2分~3分は沸騰させ続けるのが最大のポイントです。
- 鍋を火から外し、粒あんを混ぜます。寒天はすぐに固まってしまうので、手早くかつ静かに混ぜましょう。
- 容器に流し込み、荒熱が取れるまで静かに混ぜます。
- 冷蔵庫で1時間以上冷やし固めれば完成です。
上手く固まらなかった場合は、羊羹をもう一度火にかけて粉寒天を追加してみてください。
アレンジポイント
- 容器に流す際、お好みで栗などを入れてください。
- 固まった羊羹に溶かした薄力粉を塗して焼けば、キンツバに変身します!
タッパーに流し込んでみました。
冷蔵庫に入れてから1時間でしっかりと固まりましたが、そのまま3時間ほど冷却。
型から外します。
ドン!という鈍い音と共に、あっさりと外れてくれました。
型からなかなか抜けない場合は、爪楊枝など細いもので周りを剥がしてあげると抜けやすくなります。
まるで軍艦の様な羊羹ですが、縦半分に切ればきちんと羊羹らしく見えますよ…。
完成した水羊羹は、かなり甘さ控えめです。甘いものが苦手な私たち夫婦にとっては丁度良い塩梅でしたが、甘党の人は鍋に粒あんを入れる工程で、一緒に砂糖と塩も混ぜた方が良いと思います。
目安としては、上記の分量に対して、砂糖大さじ1~大さじ2・塩は少々です。
ちなみに余ったあんこでお汁粉を作りました。
こちらもなかなか美味。
ちょっとだけ塩を加えると上品な甘さが引き立ちます。
ヤオコーの自社製粒あんは甘さ控えめで主張も少ないので、あらゆる料理やお菓子作りに向いていると思います。
色々なレシピに活用してみてくださいね!