ヤオコーのおはぎとカツサンドがガチで美味い件

総菜や弁当、パンのクオリティやたら高いと評判のスーパーマーケット、ヤオコー（本社：埼玉県川越市）。

なかでもおはぎとカツサンドは絶品です！

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惣菜が美味しいと評判のヤオコー

1890年（明治23年）創業、川越市に本社を置くスーパーマーケット、ヤオコー。21年3月時点で、関東地方に169店舗を展開しています。

21年4月には、経済産業省の「健康経営優良法人2021（ホワイト500）」に認定されました。19年度から3年連続の認定となります。

そんなヤオコーで人気を集めているのが、スーパーのクオリティとは思えないハイレベルな惣菜の数々です。

今回はそのなかでも特に支持されているおはぎとカツサンドをご紹介します。

ヤオコーのおはぎは美味しい！その理由は秋保温泉「さいち」にあった

ヤオコーのロングセラー商品でもあるおはぎは、宮城県秋保温泉と深い繋がりがあります。

杜の都仙台の奥座敷・秋保（あきう）温泉。その起源は今から約1500年前にまで遡ると言われています。秋保温泉は日本三御湯のひとつで、藩政時代には伊達家の入浴場もおかれていました。

そんな同温泉の名物が「おはぎ」なのです。温泉地でありながら、名物が温泉まんじゅうや温泉卵ではなくおはぎだなんて、ちょっと変わっていますよね。

しかも、そのおはぎは老舗の和菓子店で売っているものではないのです。「主婦の店 さいち」という超ローカルなスーパーマーケットで販売しています。

しかし、スーパーの総菜だと思って甘く見てはいけません。

このおはぎは、なんと1日に5,000個も売れるのです！開店前には、おはぎ目的のお客さんたちが店先に長蛇の列をつくることも。さいちのおはぎは、それだけの価値があるくらい美味しいということなのでしょう。

約15年前、当時のヤオコーのバイヤーさんも、さいちのおはぎの味に惚れてしまったそうです。そして、同店にお願いして作り方を教えてもらい、ヤオコーでも売り出すことに。

つまり、ヤオコーで売られているおはぎは、さいちのおはぎに限りなく近いものなのです。これがマズイわけないですよね。

さいちの技を大事に守り続けるヤオコー

現在でもヤオコーのおはぎは、店内でスタッフが一つひとつ手作りしています。

さいちから継承した技術を守るため、おはぎを握る技術認定試験も実施。合格者は受験者の3割程度なのだそうです。

ヤオコーのおはぎを食す

秋保温泉では、あんこときなこ、納豆のおはぎを販売しているそうです。一方、ヤオコーでは主にあんことずんだのおはぎを販売しています。

今回は季節限定商品のあんこと芋あんのおはぎを購入してきました。

芋あんには川越名物のさつま芋が使われています。

おはぎの断面です。このもち米の粒の食感がたまりません。

あんこは甘さ控えめ。適度な塩気が食欲を刺激するため、「1個食べれば満足かな……」とはならず、「もう1個食べちゃおうかな」と思わせてくれます。

甘いものがあまり得意ではない方でも、美味しく食べきれるのではないでしょうか。

さつま芋餡のアップ

芋あんのおはぎは、さつま芋をそのまま食べているかのような味わいでした。小さくダイスカットされたさつま芋も入ってます。

芋好きは絶対にハマる味でしたね……。限定商品なので現在は販売していませんが、再販されたら絶対に買いたいです。

ずんだのおはぎもおすすめ

私の一押しはずんだです。ずんだの粒つぶ食感と豆の香りがクセになります。

“ずんだ感”をダイレクトに感じられるので、ぜひ全国のずんだ好きに食べていただきたいおはぎです。

常温で食べるのがおすすめ。

1,000円以上してもおかしくない！ヤオコーのカツサンドが美味すぎる

ヤオコーのカツサンドのクオリティは結構えげつないです。ちょっとしたトンカツ専門店で提供しているカツサンドのレベルを軽く超えています。

ロースカツの厚さは1.5～2センチほど。かなり厚切りですが、かなり丁寧に下ごしらえをしているのでしょう。どの部分も非常に柔らかく、簡単に噛み切れます。

手に取りやすく口に入れやすいサイズ感も、人気の理由のひとつなのかもしれません。

もちろん中身のごまかしもない

本来、あまりこういったことはしたくないのですが、最近は「○○のサンドイッチの具がスカスカで詐欺だ」というSNS投稿が多いため、今回はあえてヤオコーのカツサンドを解体してみました。

パンの端から端まで、しっかりとロースカツがのっていますね。

肉とソースへのこだわり

ロースカツには質の良い国産の豚肉が使われています。

以前は外国産の肉を使っていたそうですが、国産豚に変えたことにより、柔らかさと肉の食感、旨味が大幅に改善したのだとか。またそれに伴い、豚肉の比率をアップ。衣も薄く改良されました。

このロースカツサンドのために開発したというとんかつソースには、国産リンゴ果汁をたっぷりと使用。程よい酸味とほんのり甘い後味が、肉の美味しさを引き立ててくれます。

しかも、これだけ入って約400円。かなりのハイコスパです。

「でもカツサンドだけじゃ飽きる！」という方には、ヒレカツミックスサンドがおすすめ。

ロースとヒレで部位は違うものの、こちらもかなり美味しいです。

卵サンドや野菜サンドも入っています。バラエティも豊富ですよ！

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