蔵造りの町裏通り編もいよいよラスト。今回はあまり観光客が通らない道を歩きます。
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川越観光 おすすめ名所巡り ~蔵造りの町後編③~
今回歩くのはこの通り。
前回歩いた通りから、さらに一本路地へ入ります。
矢印の道です。
路地に入ると、よく猫さんたちが寝転がっています。
かなり前に猫屋敷についての記事を書きましたが、その猫屋敷がここにあるんです。
猫屋敷の日常
人間たちの休憩所としても解放されています。
運営者一押しの居酒屋リストはこちら >>
怖いけど有能!白狐の宿る神社
暫く真っ直ぐに歩くと、右手側に雪塚稲荷神社(ゆきづかいなりじんじゃ)が見えてきます。
雪塚稲荷神社
白狐の祟りを鎮めるために建てられた神社。
鎌倉時代創建のお寺、「長喜院」のすぐ隣にあります。
雪塚稲荷はとても小さな神社ですが、商売繁盛と五穀豊穣の霊験があり、町内のみならず遠方からも参拝者が絶えません。
「雪塚稲荷」の由来と白狐の祟り
江戸時代。 町民たちはこの怪現象を「狐の祟りに違いない」と考え、白狐の皮と骨を埋めて塚を築きました。 |
「祟り」というと「何かうさんくさいなぁ」と思われる方もいるかもしれません。
しかし、昭和55年にこの伝説を裏付ける石版が、社殿の床下から発見されているのです。
石版には次の様に銘記されていました。
「文政6年2月12日御霊昇天 同年3月12日御礼祭日と定め同年同日雪塚稲荷神社と称す」
現在、雪塚稲荷神社では毎年4月12日を例大祭の日としています。
色鮮やかな器と共に楽しむ、さつまいものミニ懐石
陶舗やまわ
蔵造りの町並み側から。矢印の建物が「陶舗やまわ」です。
この蔵は明治26年5月24日に建てられたそうです。
連続テレビ小説「つばさ」では、ヒロインの実家という設定で「陶舗やまわ」の蔵が登場しました。
有名なお店なので、ここを目当てに観光に来る方も多いです。
店内の様子。
所狭しと陶器が並べられています。
お皿はどれも綺麗で、使い勝手の良さそうなものばかりです。
値段も高くはないので(普段使いとしてはちょっとお高め)、川越土産に如何でしょうか。
陶芸教室も開催しているそうです。
やまわ蔵部 陶芸教室案内
陶路子
「陶舗やまわ」の一角には、さつまいも料理が美味しいお店「陶路子(とろっこ)」があります。
元々は「陶舗やまわ」の陶器の良さを伝えるための休憩処だったと記憶しているんですが、今ではすっかり「さつまいも料理なら陶路子!」というイメージが定着しています。
おしるこ(おさつもち入り)やさつまいもケーキにも心を惹かれましたが、今回はこちらです。
さつまいもミニ懐石。
全10品(うち1品は香の物)、さつまいも料理のミニ懐石です。
せっかくなので、一品ずつ見ていきましょう。
店の外に停められている人力車。
ここは人気の記念撮影スポットです。
ちょっとだけ気取った気分で川越散策
今回はもう1本歩きます。
山屋
この通りでチェックしておきたいのが「山屋」。
中院編で登場した「割烹旅館佐久間」と一二を争う老舗料亭です。
島崎藤村 茶道の師、“不染”。中院に籠められた想い
ランチなどもありますが、あまり観光向けのお店ではないと思います。
ちょっとした会食や冠婚葬祭で使うお店です。
きもの右左(UZA)。
タイミングにもよりますが、アウトレット品の場合は、留袖や訪問着、振袖などの上着類が2千円台から揃っています。
ネットショップから商品の確認が出来るので、一度覗いてみては如何でしょうか。
きもの右左ネットショップ
ネットショップに載っている商品は、全て店舗で実物を確認出来るそうです。
さて、これで蔵造りの町の編は終わりです。
とはいえ、何か変化があれば、その都度記事を更新していこうと思っています。
次回は川越駅方面に戻って、クレアモールの裏通りを歩きます。
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川越観光 おすすめ名所巡り ~身近な穴場!クレアモールの裏通り~