母屋

和洋折衷の母屋。
1階の玄関周りが洋風で、奥の方は和風になっています。
2階もありますが、見学することは出来ません。

玄関。

下駄箱があるので、ここに靴をしまいます。
画像に写っている靴は私のものではありません。
客間

広縁に直結している客間。9畳あります。
床の間は一間半あり、ちょっと広々。

床脇の天袋に沿って走っている亀甲竹(きっこうちく)。
竹の根元付近が亀甲状に変化したもので、水戸黄門の杖などにも使われたそうです。

市松網代(いちまつあじろ)天井。
竹を組み合わせて作られています。

広縁側が客間に隣接しており、ここから庭園を臨めます。
ガラス窓側は畳ではなく板張りになっており、鉢植えなどを置ける様になっています。
このデザインは、保岡勝也がよく用いた仕様なのだそうです。
基本的に別邸内の物には接触厳禁なんですが、ここの座布団のみ使用OK。
座布団に座って、ボーっと庭園を眺めていると心が落ち着きます。

客間と広縁側の間にある塗り残し窓(下地窓)。
壁下地の木舞竹や葦をあらわした、数寄屋造り特有の窓です。
居間

掛込(かけこみ)天井。
壁止まりに胡麻竹が使用されています。

ベランダへ続く入り口。
アーチ状になっているのがなかなかお洒落です。
ベランダ(サンルーム)、児童室

洋風のベランダ。4.5畳あります。
窓で囲まれていますが、普段は開け放って半屋外的に使用していたそうです。

庭園(東)から見たベランダ。
縁側が付いています。
きっとここから庭園に下りていたんでしょう。

ベランダに隣接している児童室。
別邸に遊びに来たお孫さんのためのお部屋だったそうです。

別邸上棟式の写真がありました。
右から4番目の男性が山崎嘉七さん、その右隣の人が保岡勝也さんです。
階段、階段下

2階には上がれませんが、階段下や階段途中にあるステンドグラスを見ることが出来ます。

階段のステンドグラス。
「泰山木とブルージェ」(小川三知)という作品です。
客室(応接室)

客室にはテラスが隣接しています。
真ん中の松は、李王垠殿下のお手植え松です。
食堂

食堂の北側に準備室(3畳)が隣接しています。
食堂と準備室の境にもステンドグラスがはめ込まれています。
浴室など
≫ 庭園(西側)へ



















