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徳川家ゆかりの地 喜多院と、伝説の七不思議めぐり(前編)

投稿日:2016年1月28日 更新日:

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各ページの概要

1ページ目: 喜多院と七不思議伝説 概要
2ページ目: 山門・多宝塔・慈眼堂・どろぼうばし
3ページ目: 松平大和守家廟所・慈恵堂・七不思議① 山内禁鈴・大黒天
4ページ目: 「客殿・書院・庫裏」・七不思議② 三位稲荷

松平大和守家廟所

どろぼうばしの北側、本殿の裏手には廟所があります。
松平大和守家廟所
震災や天候の影響により痛みが進み、平成27年~平成30年まで修繕工事を行うそうです。
暫くは見られないということですね。残念。

松平大和守家廟所は市指定史跡です。
ここには川越藩主 松平大和守家の歴代藩主のお墓があります。
松平大和守家は、徳川家康公の次男 結城秀康の子、直基を藩祖とする家系です。

慈恵堂

慈恵堂
喜多院の本堂で、県指定有形文化財。
比叡山延暦寺第18代座主 慈恵大師良源を祀る大師堂です。

堂内にかけられている銅鐘は「正安二年の銅鐘」(正安二年=1300年)と呼ばれており、こちらは国指定重要文化財だそうです。

↑の画像は数年前の初夏に撮ったもの。
↓はお正月の終わり頃の様子です。まだまだお正月の余波で混雑していました。
慈恵堂

七不思議① 山内禁鈴

山内禁鈴
お寺や神社などでお参りをする時、よくガランガランと鈴を鳴らしたり、ゴーンと鐘を撞いたりしますよね。(本坪・本坪鈴と言います)
でも喜多院には「山内禁鈴」というルールがあり、あのガラガラやゴーンが出来ないんです。
鈴を鳴らそうにも鈴の中の舌(ぜつ)が抜かれているので音が出ませんし、鐘は縄でぐるぐる巻き状態。

それもこれも、大昔に喜多院にいた助平和尚さんのせいなのです。

山内禁鈴

昔々、喜多院に一人の美女が現れました。

美女は和尚さんにこんなお願いをしました。
「今日から100日間、お寺の鐘を撞かないと約束してください。その代わり、約束を果たしてくれたらこの鐘をもっと立派な音色にしてあげましょう」
その様子があまりにも熱心だったため、和尚さんはそのお願いを承諾します。

鐘を撞かなくなってから99日目。
今度は物静かで麗しい女性が喜多院を訪れました。
女性は和尚さんに言いました。
「今夜一夜だけでも構いません。どうか、寺の鐘をお撞きになって、私に音色を聞かせてください」

女性の気高い雰囲気に魅せられた和尚さんは申し出を断ることが出来ず、言われるがままに鐘を撞いてしまいます。

すると、和尚の目の前にいた女性はみるみるうちに大きな竜へと姿を変え、雲を呼び、風を起こし、和尚さんを天高く吹き飛ばしました
和尚さんは嵐の中で99回独楽の様に回された挙句、どうにか着地。

この事件が起きて以来、喜多院では鐘を撞くことが禁止されました。
それが転じて、今では「山内禁鈴」になっています。

正安二年の銅鐘のみ、年に一度だけ除夜の鐘として撞かれています。

絵馬所
慈恵堂の脇にある絵馬所です。
喜多院のご利益は、厄除け・厄払い・商売繁盛・学業成就・家内安全。
この日は1月だったためか、合格祈願の絵馬が多かったです。

大黒天

大黒天
小江戸川越七福神の大黒天が祀られている御堂。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。

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慈恵堂の裏側(慈恵堂と庫裏・寺務所の間)にあるんですが、ぶっちゃけ存在感がありません。
ここに御堂がある事にすら気付いていない人も多いのではないでしょうか。

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