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徳川家ゆかりの地 喜多院と、伝説の七不思議めぐり(前編)

投稿日:2016年1月28日 更新日:

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各ページの概要

1ページ目: 喜多院と七不思議伝説 概要
2ページ目: 山門・多宝塔・慈眼堂・どろぼうばし
3ページ目: 松平大和守家廟所・慈恵堂・七不思議① 山内禁鈴・大黒天
4ページ目: 「客殿・書院・庫裏」・七不思議② 三位稲荷

今日も喜多院は地元民たちで賑わっています

凄い人手
三が日はとっくに終わっているというのに、凄い人手でした。

山門

山門
実はこの山門こそが、喜多院最古の建物なんです。
上の「喜多院の主な歴史」にある様に、喜多院は1638年に大火で大部分が焼失しています。
しかし、山門だけは消えずに残りました。
国指定重要文化財です。

多宝塔

多宝塔
お正月の名残で周辺が賑やかしいですが、春には写真上部の桜が満開になり、とても美しい絵になります。

多宝塔は県指定有形文化財です。
寛永16年(1639年)に建立されて以来、移築と改修が繰り返されています。

慈眼堂と古碑

慈眼堂
境内南側の石段を上った先に慈眼堂があります。
ちなみにこの丘は、7世紀初頭の古墳なのだそうです。

慈眼堂
慈眼堂は国指定重要文化財です。
徳川家と懇意にしていた天海僧正が寛永寺にて入寂された際、徳川家光公の命によりこの慈眼堂が建てられました。
御堂の中には天海僧正の木像が安置されています。

内部
内部はこんな感じ。
薄暗かったので、画像の明度を上げてみました。

慈眼堂の南側
慈眼堂の南側。
賑やかな境内とは対照的に、静かで落ち着いた場所です。

慈眼堂の西側
慈眼堂の西側(御堂の裏)です。
この門の先には暦応の古碑(県指定史跡)・延文の板碑(市指定史跡)があります。
暦応の古碑
暦応の古碑には喜多院の歴代の住職名が、延文の板碑には沙弥(階層の低い僧)や尼の名が記されています。

喜多院の歴代住職の名を知る資料は、この古碑の他に存在しないそうです。

慈眼堂の裏
慈眼堂の裏の階段を下ります。
段差が大きいので気を付けて。

どろぼうばし

階段を下るとすぐに小さな橋が見えます。
どろぼうばし
喜多院の裏口にもなっている「どろぼうばし」。
なかなかのっぴきならないネーミングです。

「どろぼうばし」の昔話

昔々、御神領かつ江戸幕府の御朱印地でもあった喜多院と仙波東照宮は、その敷地内で罪人を捕まえることが出来ませんでした。
そのことを知っていたある盗賊は、町奉行たちの手から逃れるために、この橋から境内に逃げ込みました。
・・・が、寺男たちによってあっけなく捕捉されます。

寺僧にたっぷりと諭された盗賊はすっかり改心。真人間に立ち直ることが出来ました。

そこで、寺は幕府の寺社奉行にその処置を願い出たところ、盗賊に無罪放免の許しが出されました。

その後も元盗賊は真面目に一生を過ごし、全く悪事を働くことは無かったそうです。

どろぼうばしの下
どろぼうばしの下。
近所の子どもたちの遊び場になっています。
一部には秘密基地の形跡も残っていました。

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